ダイカンドラがうまく育たない|失敗回避のポイントとは!?

ダイカンドラは手軽に美しい緑のカーペットを作り出せるため、多くの庭好きに愛される植物です。しかしながら、育てやすいと言われるダイカンドラも、適切な条件が整わなければ、うまく育たないなんて事も…。

失敗する方が難しいと言われるほど簡単に育つこの植物でも、実は私自身が上手に育てられなかった苦い経験をしています…。

上手く育たないダイカンドラ
上手く育たない3年目のダイカンドラ

この記事では、ダイカンドラがうまく育たない原因と、その失敗回避のための具体的なポイントについて深堀りします。さぁ、一緒に問題解決についての原因を探ってみましょう。

ダイカンドラが育たない原因は複数ありますが、まず考えられるのは、土壌環境が適していないことです。

また、水分管理が不十分な場合や、日照条件が適切でない場合も影響します。これらの原因を詳しく見ていきましょう。

ダイカンドラは「水はけの良い土壌」を好みます。粘土質の土壌や、水はけが悪い場所では根が腐りやすく、成長が阻害さると言われています。

しかし、一方で「湿り気のある土壌」を好み日陰でもよく育つと書かれている記事を読んだこともあります。

「水はけのいい土壌…?」

「湿り気のある土壌…?」

どっちやね~ん…。

ちなみに、我が家の育たないダイカンドラを植えてある場所はというと、粘土質で「水はけが悪い土壌」です。

「水はけが悪い土壌」と「湿り気のある土壌」って似てるようで全く異なるってこと…?

水はけが良くて乾燥しにくい土壌がベストだというなら、俗に言う「団粒構造」がいいということになるけどそれって結構ムズくないっすか!?

団粒構造

土の粒子が集まって、団粒をつくり、この団粒がさらに集まった状態のことです。 粒子の隙間が水分や空気の通り道となり、植物の生育に適した土となります。

ダイカンドラはどんな土壌でも簡単に育つものかと思ってましたよ…。

私が植えている緑葉のミクランサ種は、「やや湿り気のある状態を好む」と言われています。乾燥し易い場所では枯れる恐れがあるので水やりが必要です。

ただ、先程の考案からすると、「湿り気のある状態」と「水はけの悪い状態」は別物だと思われるので、水分管理をする以前にまずは土壌環境を整えなければいけないということになります。

私が植えている緑葉のミクランサ種は、日陰に比較的強いので、樹木の下など日当たりの悪い場所でも育つのが特徴です。

植えてある場所は、自宅の裏側で、ほとんど日が当たることがないような場所です。

自宅の裏側
自宅裏

さすがに日照時間が足りな過ぎたのか?

あまりにダイカンドラの生育が悪かったので、一度植え替えたことがあります。

植え替えを行った場所は、日当たりが良く水はけがいい場所です。

▽詳しい様子はコチラから

ダイカンドラの植え替え/ついでに根の深さを見てみる

結論から言うと、植え替えて2ヶ月以上経ちましたが全然成長してくれませんでした…。

植え替えから2か月後のダイカンドラ
植え替えて2ヶ月以上経ったダイカンドラ

写真を見て分かる通り、枯れてはいないので根付いてるハズですが、全く成長していません。

水はけが良く日当たりがいいからといって良く育つわけではないようです…。

ダイカンドラって意外とむずない??

ダイカンドラはどんな環境でも育つわけではない事が分かりました。ここからは適切な土壌環境を作らないと、ダイカンドラが育たない事がわかったと思います。ここでは排水性の確保と土壌改良の方法について詳しく説明します。

まずは、土壌の排水性を良くすることが重要です。もし土壌が粘土質である場合は、砂やパーライト、腐葉土などを混ぜることで排水性を向上させることができます。

植え付ける前に、土壌を深く掘り返してこれらの改良材をしっかりと混ぜることが基本です。

また、堆肥や腐葉土を混ぜ込むことで、土壌の有機質を増やし、微生物活動を促進することができます。これにより、「団粒構造」が生まれ、保水性も向上して根が健康に育ちやすい環境を整えることができます。

ダイカンドラの栽培を成功させるためには、適切な土壌環境、水分管理、日照条件をバランス良く整えることが鍵です。

まずは排水性の確保と適切な土壌改良を行い、乾燥しすぎた場合は水やりを忘れずに行います。日当たりが良すぎる場所を避け、適度な日陰を提供します。これらの要素を総合的に管理することで、ダイカンドラはきっと美しい緑のカーペットのように育つことでしょう。

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