「オベリスク」とは、つる性植物を巻きつけて育てる柱状の支柱の事です。
“ポタジェガーデン”ではよく使われる支柱の形で、高さがあるので畑が立体的になるし、何より見た目がおしゃれです!
そんな「オベリスク」を竹を使って自作してみました。
オベリスクの作り方
作り方はいたって簡単です。
竹を円形に刺して上の部分を中心に集め、まとまった部分を「麻ヒモ」で束ねて”おしまい”です。
竹を中心に集めた時に、手を少しでも離すと竹が「バラバラ」になってしまったので、手に付けていた“軍手”を竹の上部にかぶせて安定させました。
『軍手にこんな使い方があったとは…』
これで両手を使うことが出来るので、簡単に麻ヒモを結ぶ事が出来ました。
竹を使うメリットは?
支柱の材質は、自然由来なもの(竹や木)と人工物(プラスチックや金属)に分かれます。
人工物の方が長く使えるというメリットがあり、自然由来なものは「2~3年」で腐ってしまいます…
それでもなぜ自然由来の物を使うかというと、腐るということが自然農にとっては“メリット”になるからです。腐って土に還りことにより土の養分になってくれるのです。
それによってまた植物が育つ。このサイクルこそがやはり自然農を行う上で私が好きな考え方のひとつなのです。
そしてもうひとつの“メリット”は、ゴミが出ないということです。
人工物は長く使えますが、それでも劣化してきたら最終的には「ゴミ」になってしまいます。竹や木などは「ゴミ」にはならず、むしろ有効なものに変わってくれるのでこの違いは大きいですね。
ちなみに生け垣用に立てた木の支柱は、場所によって違いますが、“1年”でボロボロになっているところもありました。
さすがに“一年”で作り直しとなるとめんどくさいですけどね…
なので人工物は使わないと決めつけるのではなく、「ケースバイケース」で必要であれば使っていこうと思います。
手段が目的になってもしょーがないですからね。
ポタジェガーデンへの道
「オベリスク」を1つ作ったところでおしゃれな“ポタジェガーデン”が出来るわけではないですが、1歩ずつ進んでいくしかありません。
ちなみに前回は、「ビワの木」を植えました。
まだまだ「オシャレなポタジェガーデン」への道のりは長いですが、気長にやっていこうと思います。
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