厄介な雑草が畑の救世主!?
家庭菜園をしていると、厄介なのが雑草ではないでしょうか?
暖かくなってくると、草刈りしたはずなのに数日経てばまた草が生えてくる…
そんな厄介な雑草が、逆にありがたい存在にしてしまうのが“雑草堆肥”です。
めんどくさかった草刈りが、まるで宝集めのような感覚に。
雑草堆肥の作り方はマイナビの記事を参考にしました。
雑草堆肥の作り方
材料
- ①雑草・落ち葉・・・65%
- ②米ぬか(※油粕で代用可)・・・3%
- ③畑の土・・・32%
雑草堆肥のいいところは、なんといっても“無料”で作れるところです。
いらなかった資材を再利用して必要なものに変えられるなんて素晴らしいですね。
まさに『サスティナブル』
コンポストには、使い道のないコルクで出来た箱を再利用してみようと思います。
米ぬかも無料で手に入れることが出来ます。
米ぬかを無料で手に入れたいなら精米機へ行こう!【家庭菜園の肥料】
作り方
【Step 1】
雑草・落ち葉と米ぬかを混ぜ合わせる、もしくは交互に重ね合わせて、足で踏み潰します。
この時、ジョウロで水をかけながら踏み潰すと締まりやすくなります。チガヤやよもぎなどの地下茎の根や分解しづらい枝などは取り除いておきましょう。
【Step 2】
Step 1で出来たものに、畑の土をかぶせて、草が見えないように10cmほどの厚さを目安に覆います。気温が低い時期は透明のビニ-ルシートなどを被せて温度を上げると分解が早く進みます。設置場所は雨ざらしで構いません。
土の重みで沈んでいくので、土を入れても入れてもいっぱいにならない….
もっと草を入れとくべきだった…
【Step 3】
1か月ごとに下からかき混ぜて、空気を中に入れます。これを行わないと分解が進まず、雑菌が増える原因になりますので、気をつけてください。分解途中ではカビ臭いような匂いがしますので、この匂いを覚えておくと良いです。
【Step 4】
完全に土になり、カビ臭い匂いがせず、土の匂いがしてきたら完成!出来上がりまでの目安は5〜6ヶ月ほどです。
以上が雑草堆肥の作り方になります。
雑草堆肥のメリット・デメリット
ここからは実際作業してみて感じた事やメリット・デメリットを紹介していきます。
メリット
- 無料で作れる
- 刈った草の処理が出来る
- 雑草が好きになる
1つ目は無料で作れることです
資源は無限にあるので、持続的に堆肥を作ることができます。
2つ目は刈った草の処理に困らないことです
刈った草をゴミで捨てるにしてもゴミ袋代がかかってしまうし、捨てなかったら邪魔になるし、、、
そういった事がなくなりますね。
3つ目は雑草が好きになることです
生えれば生える程嬉しくなるし、あまり草が生えない冬の間は雑草を待ちわびている自分がいます。
デメリット
- 時間がかかる
- 手間がかかる
1つ目は時間がかかってしまうところです
出来上がるのに5~6ヵ月って…使いたい時にすぐに使えないのは残念ですね。
2つ目は手間がかかる事です。
作業自体も意外とラクな作業ではないですし、運動不足の私は軽い筋肉痛になりました。
まとめ
セルフ雑草堆肥は多少のデメリットもありますが、それでもオススメ出来るすばらしい発明だと思います。
やっかいで嫌われものの雑草が、必要なものに変われるなんて素晴らしいじゃないですか!!
まさに『サスティナブル』!
これぞ『自然農』!!
あとは雑草堆肥が失敗しないことを祈るだけでーす…
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