自然農を始めたばかりの“初心者”が、土も育っていない畝でニンジン栽培は成功するのか?
そんな“初心者”による栽培記録です。
種まき時期
ニンジンの種まきの適期は、春まきが「3月中旬〜5月上旬」夏まきが「6月下旬〜7月中旬」で、発芽適温は“15〜20℃”です。
ちなみに、私が種まきをしたのは春まきの「3月6日」で、場所は“千葉県”です。
ニンジンの種まき
ニンジン栽培で一番難しいと言われるのが、「種まきから発芽まで」です。
ニンジンの種は、発芽するのに光が必要な“好光性種子”です。
なので、光が届くように浅く植えなければならず、種の上に“土や草を厚く被せてはいけません”。
種が土の表層近くにあるということは、当然“乾燥”しやすくなるのですが、ニンジンの種は十分な“水分”がないと発芽しない性質を持っています。
乾燥しやすい場所に植えなきゃいけないのに、乾燥すると発芽しないなんて、なんともワガママな性格やな….。
表土を削る
今回は“スジ播き”で種をまいていきます。
スジまきとは、クワの幅「10~20cm 」の土を薄く削って、種をスジ状に降ろす方法です。
クワで表土を薄く削って“まきスジ”を作ります。それと同時に「宿根草」があれば取り除きます。
土を削っていたら、「ネキリムシ」がいっぱい出てきました…。
大丈夫かな…?
とりあえず、見つけたネキリムシは遠くに“ぶん投げて”おきました。
種をまく
まきスジを平らにならし、クワの背でしっかり押さえて鎮圧します。
そこにタネ同士が“5mm間隔”になるように、均一にパラパラと蒔きます。
そして「好光性種子」なので種が隠れるくらいに“薄く”土をかけます。
種をまくのは初めてだったので、いまいち適正な量がわかりませんでしたが、気持ち多めにまいておきました。
「5m」の長さに1列で種をまいたのですが、買った種がめちゃくちゃ余りました…
はたして「198円」の種から何本くらい収穫できるのでしょうか?
うまくいけばかなりの“節約”になりそうです。
鎮圧/完成
土をかけたら、“乾燥”しないようにしっかり“鎮圧”します。
最後に草マルチをかけておくことで、種を乾燥から守ります。
ニンジンの種は“水分”が必要なので、乾燥した草より、青草の方が水分を含んでいて良さそうだったので、刈った直後の青草をまいておきました。
とりあえず今回の作業はここまでです。うまくいけば、発芽は「6~9日」でするようなのですが、果たしてどうなることでしょう…。
▽参考文献
“自然農”のニンジンは香りがよく食べやすいらしいので、収穫がとても楽しみです。
じゃ、またね~!
コメント
[…] ニンジンの種まき(スジまき)/【自然農】 […]