ゴーヤは、暑い夏にぴったりな栄養満点の野菜として知られています。しかし、ゴーヤを育てる際に重要な「摘心」を忘れてしまうと、思ったように実がつかないことがあります。
本記事では、ゴーヤの摘心がなぜ重要なのか、そしてその方法やタイミングについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ゴーヤの摘心忘れが実の結実に与える影響
ゴーヤを摘心する目的は、つるを枝分かれさせ、収穫量を増やすためです。
摘心をして「子づる」や「孫づる」がでないと実がつかなくなってしまう他、キレイなグリーンカーテンに育ちません。
次の写真は実際に摘心を忘れて育ってしまったゴーヤの株の様子です。
ゴーヤを「3株」植えたのですが、つるが上には育っているものの、横には広がらずにスカスカです…。
その結果、実が成長するための十分な養分が行き届かず、実を結びにくくなります。摘心は、ゴーヤの枝を増やし、密度のある葉や実を確保するために欠かせない作業です。
ゴーヤの摘心の必要性と基本的な方法
ゴーヤの摘心の目的は、栄養を適切に配分し、実を作る力を高めることです。
栽培初期に本葉が5〜6枚ほど出た時点で、最初の摘心を行います。この作業は、主枝の頂点を切ることで行われ、側枝の成長を促進します。
摘心をすることで、主枝に養分が集中しすぎるのを防ぎ、側枝が増えることで、花の数も増え結果的に実がたくさんつきやすくなるのです。他にも、株全体の光合成効率を高める役割も果たします。
実がつかない場合の他の原因と対策
ゴーヤの実がつかない原因は摘心忘れ以外にも考えられます。
例えば、水分管理の不備や日照不足、土壌の栄養不足などがあります。ゴーヤは特に日光を好む植物なので、十分な陽当たりが確保できる場所に植え付けることが大切です。また、乾燥を避けるために定期的に水やりをし、バランスの取れた肥料を適宜与えることも重要です。
上の写真は水不足でしおれているゴーヤの葉っぱです。
私の栽培方法は完全にほったらかし栽培で、水も肥料も与えない自然農のやり方なので、この栽培方法もうまく育たない原因の1つと考えられます。
ゴーヤの摘心と正しい手入れで豊作を目指そう
ゴーヤの摘心は、実の豊作に直結する重要な作業です。摘心を適切に行うことで、栄養分が行き届き、実がたくさんなる可能性を高めてくれます。
結局私は1つも収穫出来ませんでした…。
家庭菜園でゴーヤを育てる方は、私のように摘心を忘れずに、水やりや土壌管理といった基本的な手入れを怠らずに行った方が確実にゴーヤの収穫が楽しめると思います。
豊作の喜びを味わうためにも、ほったらかさずに正しい手入れを続けていく事をオススメします!
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