「ナス」と「落花生」は、一緒に植え付けてあげると、お互いの生育を助け合う“コンパニオンプランツ”だという事をご存じでしたか?
そんな相性のいい“2つ”の野菜を一緒に植え付けてみた、「初心者による自然農」の栽培記録です。
コンパニオンプランツ
ナス科(トマト、ナス、ピーマン)の植物とマメ科(インゲン、落花生、枝豆)の植物の組み合わせはとても相性がいいのです。
▽参考文献
「果菜類」は実がなる頃に水分をたくさん必要とするので、落花生のように地表を覆ってくれて、土の乾燥を防いでくれる存在はとても重宝します。
それと、実がなる「果菜類」にとっては、出来るだけ土が肥えてる方が都合がいいのです。
そこで、「マメ科」の植物は空気中の窒素を取り込んで土を豊かにしてくれるという素晴らしい能力をもっているので、「果菜類」と「マメ科の野菜」は、一緒に植えた方がいい“コンパニオンプランツ”と言われるのです。
ナスだけ恩恵を受けていて、フェアじゃない気もするが…。
『とりあえず、ありがとう落花生!!』
“千葉県民”としては落花生は育てない訳にはいかんですしね。(名産なので)
乾燥したピーナッツではなく生の落花生を茹でて食べる「茹で落花生」は、食べだしたら止まらなくなる程の美味しさですからねぇ。
ナスと落花生の植え付け
初心者は簡単な苗植えがおすすめらしいですが、今回は初心者がやってみて実際どうなるかも知りたいので、「種まき」「苗植え」の両方を試してみたいと思います。
ナスの種まき
気温が高くなってから(4~5月)、株間60~70cmの「点蒔き」で畑に直播きします。
直径15cmくらいで草を刈り宿根草があれば取り除きます。
そこに種を5粒蒔き、種を指で軽く押して埋めるてから土を平らに戻したあと、乾燥を防ぐため軽く押さえます。
乾燥を防ぐ目的のマルチはもみ殻マルチを試してみます。
植え付けた場所も一目でわかるのでgood です。
ナスの苗植え
苗は特に気にすることもなく、ただ穴を掘って植えただけです。
支柱は、背の高い雑草(セイタカアワダチソウ?)が使えそうだったので、試しに使ってみました。
ケチじゃないです…エコです!!
落花生の種蒔き
深さ2cmのスジ状に穴をあけ、20cm間隔で落花生の種をまきます。
蒔いた「落花生は種」は、鳥に食べられる可能性があるので、“不織布”をしいたほうがいいとよく聞きます。
ただ、私の理想は人工の資材はなるべく使わず、“自然のまま”の栽培方法を目指しているので、今回は不織布は使わず、試しに「もみ殻」を使ってみました。
「もみ殻」は軽くて細かいため、新芽の成長を阻害することもないので、“1番のお気に入り”です。
さらに、その上から枯れ草を敷き詰めたので、見た目ではどこに種が埋まっているか全くわからないです。
これで「鳥対策」もバッチリ(のはずです…。)!!
これなら鳥も気付かないだろう…。
そもそもなぜ鳥は、土に埋まっている種を見つけて食べることが出来るのか不思議です…。
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