畑に雑草を植える!?そのメリットを詳しく説明

畑の「雑草対策」に困っている人は多いのではないでしょうか?

そんな中あえて雑草を植えるとは『気でも狂ったのか?』と言われそうですが、これにはちゃんとした“理由”があるのです。

植えていい雑草

まず始めに、植える雑草はなんでもいいわけではなく、植えて良い雑草は「冬草の一年草」です。

あくまで野菜の“成長を邪魔しない”ものに限ります。

主に「ホトケノザ」「オオイヌノフグリハコベなどがあります。

ホトケノザ
オオイヌノフグリ
ハコベ

要は、キレイな花が咲いていて、葉っぱイネ科のように、「トゲトゲしていない雑草」がいいってことですね。

畑に雑草を植えるメリット

雑草を植えると下記の「メリット」が得られます。

1.土の流出、乾燥、風化を防ぐ

Risosuke
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風や雨ですぐに畝がぐじゃぐじゃになってしまっていたので、これはありがたいです。

2.生きてる植物の根により、土の中の微生物が増える

Risosuke
Risosuke

自然農を始めたばかりでまだまだ土が育っておらず、砂漠状態の畑なので、少しでも地力をあげてくれることを願います。

3.野菜との相性が悪い夏草の抑制に繋がる

Risosuke
Risosuke

夏の雑草対策は過酷ですからね…

いくら自然農が雑草を敵としない考え方であっても、夏の猛暑での作業は腰がおれます。

なので少しでも夏草を抑えてくれれば助かります。

注意点

雑草を移植する上で注意する事もあります。それはイネ科の雑草を植えてはいけないことです。

こんな感じの奴です↓

要は葉っぱが丸くなくて、細長く“トゲトゲ”した草です。

イネ科の雑草は生命力が強く、野菜の成長の妨げになるので植えないでください。むしろ生えていたら、なるべく除草しておいた方がいいです。

除草するときは、根を土の中に残した状態にしたいので、ノコギリ鎌を使い成長点を切るようにして草を刈ってください(軽くノコギリ鎌の先が土に埋まる程度)。

画像元:https://agri.mynavi.jp/2018_06_28_30278/

畑に雑草を植えてみた

それでは実際に、畑に雑草を植えてみましょう!

畑の端っこに生えていた、「ホトケノザ」を畑に“移植”してみました。

しかし、周りに生えていた「ホトケノザ」の数が少なくて、畝の周りをぐるっと1周囲う予定だったのですが、全然足らずに、赤丸部の左側だけしか移植することが出来ませんでした…しかもスカスカな状態です…

想像していたものとは“ほど遠い仕上がり”になりましたが、こればかりは仕方ありません…

ちなみに、この畝は玉ねぎの苗を“50本くらい”植えたのですが、生き残っているのは数本だけです…1つでもいいのでなんとか収穫までこぎつけたいところです。

最後に

なんにせよ、まさか雑草を“移植して植え付ける日”が来るとは夢にも思っていませんでした。

仮に活着せずに枯れたとしても、それはそれで「草マルチ」になるので無駄になることはありません。

いやぁ、「雑草を植える」なんておもしろい発想ですよね~。こういった“遊び心”も持続可能な農業には必要なのかものしれません。

自然農を始めたばかりの方はぜひ試してみてくださいね~。

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