ダイカンドラを育てて3年目になりますが、思ったように育ってくれず、庭がスカスカに見えるのが悩みでした。

そこで今回は、実際に「植え替え」を行いながら、根の様子や生育環境を見直してみた記録をまとめます。
これから植え替えを考えている方の参考になれば幸いです。
ダイカンドラがうまく育たなかった原因
ダイカンドラは「耐暑性・耐陰性・耐湿性」にすぐれたグランドカバー植物です。芝生が育ちにくいようなやせ地でも元気に育つと言われています。
しかし、私の庭のダイカンドラは思ったように広がらず、スカスカの状態でした。植えていた場所の条件は以下の通りです。
- 日陰
 - 水はけが悪い土壌(粘土質)
 - 千葉県の気候
 
さらに反省点として大きかったのが、ほったらかし栽培で雨水だけに頼って水やりをしていなかったことです。
根が浅いダイカンドラは乾燥に弱く、水やり不足で弱ってしまっていたのだと思います。
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ダイカンドラの植え替え手順
掘り起こし
まずはシャベルで株を土ごと掘り起こします。
このとき、ついでに根の長さを観察してみました。

驚いたことに、ダイカンドラの根はわずか5cm程度しか伸びていませんでした。
芝生のように深く根を張らないため、移植自体はとても簡単にできます。
ただし、根が浅い分、乾燥には弱いことが改めてわかりました。
移植先の条件
元の場所は水はけの悪い山土で日陰でしたが、移植先は以下のような条件にしました。
- 真砂土(砂質で水はけ良好)
 - 日当たりのよい南側の庭
 
水やり後の様子を観察すると、砂質の土ではすぐに水が引き、ジメジメせず快適な環境になっていました。

水やりをしたら元気を取り戻した
植え替えをした後、もう一つ大きな変化を取り入れました。
それは 「しっかり水やりを続ける」 ことです。
これまでは「雨だけで十分だろう」と思っていたのですが、実際は水分不足で弱っていたようです。
植え替え後に意識して水やりをしたところ、ダイカンドラは以前よりも元気に育ち、緑も濃くなってきました。

まとめ
- ダイカンドラは耐陰性や耐湿性にすぐれるが、乾燥には弱い
 - 根は浅く(約5cm)、移植は簡単だが水やりが重要
 - 植え替えは「水はけの良い場所」がベスト
 - 雨任せではなく、定期的な水やりが生育のカギ
 
これから植え替えや育成を考えている方は、環境改善+水やり管理 を意識してみてください。
  
  
  
  

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