グランドカバーで人気の「ダイカンドラ」は、庭をナチュラルな雰囲気にしてくれるとても素敵な植物ですよね。
そんなダイカンドラの“種まき方法”を詳しく解説していきます。
ダイカンドラの種類

ダイカンドラには“緑葉”のミクランサ種、“銀葉”のアルゲンテア種の2種類が流通しています。
そして、緑葉は「エメラルドフィールド」、銀葉は「シルバーフォールズ」の名前で販売されています。
葉の色 | 緑色 | 銀色 |
種類 | ミクランサ | アルゲンテア |
呼び名 | エメラルドフォールズ | シルバーフォールズ |
エメラルドフォールズは苗も売られていますが、発芽率もよくコスパもいいので「種」から育てるのが一般的です。
逆にシルバーフォールズは、種の販売はなく、「苗」のみの販売となっています。
種まき方法
なので、今回紹介する種まき方法は、緑葉の「エメラルドフォールズ」を育てる場合です。それでは詳しく解説していきますね。
種まき時期

ディコンドラの発芽適温は「20℃~22℃」なので、春蒔きの場合は「4~6月」、秋蒔きの場合は「9~10月」に種まきを行います。 土を入れた鉢や土作りをすませた地面に種をばらまきます。
ダイカンドラは基本的には日当たりが良い多湿な環境を好みますが、日陰でも十分育ちます。
耐寒性もあるので、一年を通し屋外で育てることができ、多年草なので長期に渡りグランドカバーとして楽しめます。
土作り
ダイカンドラを育てる場合、基本的には「水捌けが良く」「通気性のある土」が適しています。
地植えの場合は元々の庭土に「腐葉土」と「川砂」を混ぜてあげると、ダイカンドラが好む土になります。
市販の培養土でもかまいません。
我が家の場合、水捌けも悪く、通気性も悪い土に植えていますが、とりあえず育たない事はないです。(土が良ければもっと元気に育つのかもしれません…)

タネの量
1平方メートルあたり種を「15~20ml」まくのが最適です。
小袋で売られている小さいサイズの20mlなら約1㎡分で、大きいサイズの1dl(100ml) なら約5㎡分蒔くことが出来ます。
蒔き方
ダイカンドラは、根が浅いのであまり深く耕す必要はありません。雑草や石などを取り除きながら軽く耕しましょう。
それと、ダイカンドラはグランドカバーなので、畑のようにふかふかな土にする必要はないので、耕した後は足で踏むなどして鎮圧しておきます。
たねを蒔いた後は、あまり土を被せすぎず、「1~2cm」ほど土を被せておきます。
種の間隔
種の間隔はとくに決まっておらず、“パラパラ~”と適度な間隔で蒔けば問題ないでしょう。

ダイカンドラは、繁殖力が旺盛なので、あまり密になりすぎるよりかは、ある程度の隙間があっても問題ありません。
水やり
種を蒔いた後は、土が乾燥しないように水やりを行います。
ただし、水のやりすぎには注意が必要です。水やりをしすぎると種が呼吸できなくなり死んでしまうことがあります。軽く湿っている程度でも発芽するので、過度な水やりは避けましょう。
地植えの場合はしっかりと発芽した後は、特に水やりをする必要はありませんが、多湿を好むダイカンドラはあまりも乾燥すると枯れる恐れがあるので、気を付けましょう。
発芽
ダイカンドラの発芽日数は、種を蒔いてから「 7~ 14日」と書いてあります。私の場合は植えてからなんと“3日”で発芽しました。

とにかく発芽率は悪くないです。
まとめ
ダイカンドラの種まき方法をまとめます。
- 「4月~6月」と「9月~10月」が、種まき適季
- 「水捌けが良く」「通気性のある土」が育ちやすい
- 1㎡に対して「15~20ml」の量を蒔く
- 覆土は「1~2cm」で十分
- しっかり水やりをする
以上がダイカンドラの種まきのやり方でした。
「種まきの時期」「種まきの方法」などの基本をしっかりおさえ、発芽の喜びを味わえるように頑張って下さいね!
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