庭のグランドカバーに「ダイカンドラ(ダイコンドラ)」を植えてみようかな?
でも本当に後悔しない? 雑草対策になる? 踏んでも大丈夫?
そんな疑問を持つ方に向けて、実際に庭にダイカンドラを植えて2年目の私が、実体験をもとに「デメリット」を先に紹介します。
この記事を読めば、ダイカンドラを植えたあとに「思ってたのと違う…」と後悔せずに済むはずです。
ぜひ参考にしてくださいね。
ダイカンドラを植える前に知っておきたいこと
「グランドカバーを植えたのに、思ったように育たなかった…」という後悔はありがちです。
ダイカンドラは可愛らしい丸い葉とナチュラルな雰囲気が魅力ですが、メリットだけでなくデメリットもある植物です。
先にデメリットを理解した上で納得して植えることが、後悔しないための一番のポイントです。
ダイカンドラのデメリット4選【実体験】
私が実際に感じたダイカンドラのデメリットは次の4つです。
- 雑草がゼロにはならない
- 冬に枯れ込む地域がある
- 踏圧に強くない(踏まれると弱い)
- 繁殖力は意外と弱め
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 雑草がゼロにはならない
「雑草対策のためにグランドカバーを植えたい!」と思う方も多いはず。
ですが、ダイカンドラを植えても雑草はゼロにはなりません。
- ダイカンドラが密に茂った場所 → 雑草はほとんど生えない
- ダイカンドラがまばらな場所 → 雑草が普通に出てくる

つまり「完全に防ぐ」ことはできません。
ただし、雑草を“抑制する効果”は確実にあるので、手入れの負担はかなり減ります。

2. 冬に枯れることがある
ダイカンドラは常緑多年草ですが、寒冷地では冬に枯れてしまうことがあります。

- 千葉(私の庭):完全に枯れず、葉が黄色っぽくなる程度 → 春には復活
- 関東以北の寒冷地:完全に枯れて復活しないこともある
地域によっては「毎年種をまき直す必要がある」可能性もあるので、寒い地域の方は注意してください。
3. 踏圧に弱い(踏まれすぎると枯れる)
芝生やクラピアと比べると、ダイカンドラは踏圧に弱いです。

- 軽く歩く → 問題なし
- 子どもが走り回る、頻繁に通る → 枯れることがある
植える場合は、よく歩く場所にはレンガや飛び石を敷くなど工夫すると安心です。
4. 思ったより繁殖力が弱い
私は「1年もすれば庭一面に広がるだろう」と期待していたのですが、想像より繁殖力は弱かったです。


- 1年目 → 部分的に育つがスカスカ
- 2年目 → 少し濃くなるが全面を覆うには足りない
「少しだけ種を買って、あとは自然に広がるのを待つ」というやり方では、なかなか庭全体を覆うまでに至りませんでした。
結論 → 最初にしっかり種をまいて育てた方が効率的です。
まとめ:ダイカンドラはおしゃれだけど向き不向きがある
以上、ダイカンドラを植えて感じた「後悔しないために知っておくべき4つのデメリット」でした。
- 雑草はゼロにはならない
- 寒冷地では冬に枯れることがある
- 踏みすぎに弱い
- 繁殖力は意外と低い
これらを理解した上で植えれば、ナチュラルでかわいいグランドカバーとして楽しめます。
ダイカンドラは「雑草対策・芝生代わり・おしゃれな庭づくり」に向いていますが、子どもが走り回る庭や寒冷地の庭には不向きかもしれません。
あなたの庭の環境に合うかどうかを見極めてから植えると、後悔せずに済みますよ。
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