ようやく屋根付きパーゴラと物置き小屋のDIYの完結編です。
前回骨組みまで終わったので後は屋根と壁を取り付けて完成になります!
物置き小屋の壁作り
それではまずは壁から。壁といっても枠や補強は一切やらず、柱と柱を板を使って繋げるだけのかなり簡易的な壁です。
そしてその壁として使う材料が、“野地板”という木材です。
¥1,280×5=¥6,400
野地板は、私のDIYには必ずといっていいほど登場するとっても便利な木材です!
通常は屋根の下地材に使われるのですが、安価で使い勝手が良く、とても気に入ってます。
正面と後ろは、1980mmの野地板を半分にカットしたものを、横は1980mmの野地板をそのまま使用し、少し重ねながら取り付ける“鎧張り”にしています。
鎧張りといってもそんな大層なものではなく、水平器で確認しながら下から順に板を重ねて張っていくだけです。
そして野地板を張ってみて1番驚いた事が、安定感が格段に増したことです。
それまでは手で押すとグラグラだったパーゴラが、壁をつけた側はほとんど動かないくらいがっしりしてました。
なので前回羽子板付きの束石を安定感悪いと批判しましたが、ちゃんとした上物を作れば全然問題ないことがわかりました!
屋根材の取り付け
屋根材は“”ガルバリウム”を使用しました。せっかく作るので、なるべく長く使えるためです。
トタンに比べると、数百円の差なのに耐久性は倍以上なのでコスパ抜群です!
¥1,580×5=¥7,900
屋根材の扱いについての注意点
そして今回のこの記事で、1番伝えたかった事が下記になります!
私は“ガルバリウム”というものの恐ろしさを知らず、素手で作業していたら『スパッ』と手を切ってしまいました!
“ガルバリウム”をなめたらいけません!!
肉がパッカリ割れるくらいスパッといきました…。パッカリ割れた皮膚の中に太い血管が肉眼で確認できました..。
あと少し傷が深くて、その太い血管を切ってしまっていたら…。
ぞっとします…。
さて、傷と心が癒えてきたら、気を取り直し“手袋”をしっかりはめてから屋根を取り付けていきたいと思います。
屋根の設置
通常は“傘釘”と呼ばれるものを使用するのが一般的ですが、買い忘れていて今さら買いに行くのもめんどうだったので、木材に使っていた普通の“コーススレッド”をそのまま使用してみました。
ところが、ガルバリウムは固いし滑るし、なかなか上手く貫通してくれず、かなり苦戦しました…
しかも、コーススレッドをインパクトドライバーで打ち込むと、強く入り込みすぎて屋根材が変形してしまうという悲劇…
けっきょく途中で諦めて、傘釘を買いに行く事にしました。ただ、面倒な思いをしてまでも買いに行ってよかったと思います!!
傘釘はクッションがついているので屋根材の変形もなくキレイにつけることが出来ました。
しかもトンカチで叩くから、簡単に貫通してくれるので作業効率も格段に上がりました。
更に傘がついてるから雨漏りの心配もない!!
みなさん、屋根を取り付ける時はちゃんと傘釘を使用しましょう!
屋根材に傘釘使わないなんて、私くらいなもんでしょうけど…
屋根材の扱いについての注意点②
そしてもう1つ問題が…
屋根の上に乗りながら作業していたらベコベコ屋根が凹んでしまうという事件が起こりました。
本当だったら1枚づつ手の届く範囲でつければよかったのかもしれませんが、とりあえず両端をとめてしまっていたので、それを取り外してやり直す気力は残っていませんでした…
しかし幸いにも、うちには小さなアルバイト君がいてくれたので、屋根の上にのってクギを打ってもらうようにお願いしました。
体重が軽いので全然凹んだりもせず、とても助かりました。
うん、助かったよ….
まぁ、このくらいは良しとしましょう!
完成
なんとか屋根をつけ終えたら、ついに完成です。
色はブラックの予定だったのですが1度しか塗れなかったので、全く黒くありません…
まぁこれはこれで味があっていいでしょう。
構想からすると何ヵ月もかかっていますが、重い腰を上げて作業を始めてからは、3日で終わってしまうくらいあっという間に完成しました!
かかった金額
基礎石 ¥2,388
木材 ¥19,180
防腐剤 ¥4,560
ハケ ¥148
屋根材 ¥7,900
合計 ¥34,176
DIYは安く出来るといいますが、ものすごく安いわけではありません…
ただ隣に写ってる物置きは20万くらいしたので、それに比べれば格安です(性能は全然違いますが…)
しかし満足感や愛着は比べものにならないです!
とりあえず第1段階は終了ということで、これから更に進化させてく予定でーす。
お楽しみに~!
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