クラピアを植え付けるには梅雨時がベスト/雨水は自然の恵み

クラピアを植えるには、梅雨入りのタイミングで行うのが“1番ベスト”です。

理由は、「水やりの手間がなくなる事」と、植物にとっては「雨水の方が水道水より優れている」からです。

クラピアの植え付け時期

クラピアの植え付け時期に最適なのは「6~7月」です。

これは温度が高い方がクラピアが成長しやすいこともありますが、もう1つの理由は、「梅雨」があるからです。

そんな「梅雨」があることの1番のメリットは、“水やりの手間がなくなる事”です。

水やり

クラピアを植え付けた後は、根付くまで「2週間」は水やりをしなければなりません。

1週間に“2~3回ほど”水やりをすれば良いのですが、梅雨時ならこの水やりの手間を省くことが出来ます。

さらに、忙しかったりして水やりを忘れてしまったとしても、雨が降っていれば問題ないので、そのような場合でもやはり梅雨時に植え付けるのはオススメと言えるでしょう。

水道水より雨水の方がいい?

実は植物を育てるには、「水道水」より「雨水」の方が好ましいと言われています。「水道水」でも水分を補給する事はできますが、「雨水」の方が“栄養分は豊富”なのです。

植物の成育には“17種類”の元素が必要だと考えられています。中でも特に重要だと言われる「三大栄養素」は次の通りです。

三大栄養素
  • 窒素(N)
  • リン(P)
  • カリウム(K)

上記3つの元素こそが、植物を育てるには“必要不可欠”な栄養素となります。

そして、雨水には「窒素」「リン」「カリウム」の3つの成分が、水道水よりも多く含まれているのです。なので、“理想”を言えば植物には雨水を与えてあげる方が良いと言うことになります。

自然農の教え

私は趣味で家庭菜園をしているのですが、野菜を育てる時も水やりはせず、雨だけで育てています。

雨の方が地中深くまで水が浸透する

水道水で人工的に水やりをする場合は、よほど長く水やりを続けないと、地中深くまで水が浸透していきません。

一方で、雨の場合は長い時間降り続くことが多いため、ゆっくりと地中深くまで水が浸透していきます。

水やりをして育てると、土の表層だけにしか水が停滞しないため、野菜の根もそれに甘えて土の表層だけにしか根を伸ばさなくなります。

すると、水やりをしないとすぐに枯れてしまう「貧弱野菜」が出来上がってしまいます。

しかし、雨だけで育てた場合は、すぐに乾く表層に根を張るのではなく、水分を求めて地中深くに根を伸ばそうとするので、水やりをしなくても枯れにくい「ど根性野菜」が出来上がります。

このように、雨で育てると野菜にとって多くのメリットが生まれてきます。

ただし、梅雨だからといってタイミングよく雨が降らない場合もあります。

なので、天気予報をみて植え付けるタイミングを見極める事と、場合によっては水やりをする事も必要になるので注意してください。

クラピアを植えるには梅雨入り時がベスト

温度も高くなり、自然の恵みである雨水を利用出来る「梅雨時」こそが、クラピアを植え付けるのに最も適した時期と言えるでしょう。

なので、庭にクラピアを植えてみようと考えてる方は、天気予報を見て梅雨入りに合わせて植え付けを行いましょう。

それでは、素敵なクラピア生活をぜひ~!

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