自然農法初心者によるニンニク比較実験から1ヶ月。
今回は、その成長具合を観察しつつ、実験の結果と今後の学びをまとめます。
前回の記事⇒自然農法と慣行農法を実際に比較!成長・手間・土の変化を徹底検証
実験終了のお知らせ
残念ながら、畝の準備不足により、今回で比較実験は終了となります…。
しかし、この1ヶ月で得られた気づきは、今後の自然農法チャレンジに大きく役立ちそうです。
ニンニクの成長比較
右側:黒のビニールマルチ(慣行農法)
左側:枯れ草マルチ(自然農法)

(写真はわかりにくいですが…)
観察の結果、肥料入りの慣行農法の方が生育が良好でした。
これは予想通りの結果です。
なぜなら、この畑は元々 「ハマスゲ」だらけの土地で、肥料をすきこんでいない自然農法の畝は、まだ土が十分に育っていないからです。
「地力」とは?
地力とは、その土地が農作物を育てる生産力のこと。
レベルは 1〜4 に分けられ、数字が大きいほど土が豊かです。
この地力の目安は、そこに生えている雑草の種類を見ることで判断できます。
今回の畑に繁殖していたのは「ハマスゲ」。
そのため、我が畑の地力は…
レベル1!!
(まさに“砂漠に毛が生えた”状態)
実験から学んだこと
自然農法の土作りは、自然のサイクルに任せ、時間をかけて土を育てるものです。
“子育て”と同じで、手を掛けすぎず、じっくり見守ることが大切(←まだできてませんが…)。
今回の比較でわかったことは、地力レベル1の畝と慣行農法を比べても、結果は見えているということ。
今回の結論
- 自然農法は土づくりが命
- 比較実験をするなら、まずは土が育ってから
- 畝作りの初期段階での比較は、意味がない
ということで、今回の比較実験はここで終了します。
無知なド素人の試みでしたが、この経験は次のステップにつながるはずです!
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