玉ねぎの収穫【自然農】初心者ファーマー1年目の挑戦

初心者による自然農の栽培記録です。

今回は、“自然農1年目”にして、初めての玉ねぎの収穫を迎えたので、その様子を紹介していきたいと思います。

玉ねぎの収穫時期

玉ねぎの収穫時期は、葉が横を向くように倒れてから“1週間後”が目安です。(玉ねぎの葉が倒れたあとも、玉ねぎの玉は生長するのですぐに収穫せずに、大きくなるまで待ってください。)

ただし、玉を大きくしたいからといって、玉ねぎの葉が倒れてから長く放置すると玉ねぎの貯蔵性が悪くなることもありますので、遅くとも“10日以内”には収穫するとよいそうです。

しかし、風の強い地域で玉ねぎを栽培している場合は、“強風”にあおられて葉が倒れてしまうことがあります。

ちなみに我が家の畑は千葉県の海の近くで、風がとにかく強い…。

周りは田んぼばかりで風を遮るものもなく、海からの風が直撃します…。

なので、収穫のサインなのか、風で倒れたのかがさっぱりわかりません…。

さらに、初の自然農なので栄養が足りなくて小さいのか、まだ育ち途中だから小さいのかさえもわかりません…。

現在は5月2日、葉が倒れたのに気付いたのが4月中旬辺り…。もし収穫のサインで倒れているならもう収穫適期は過ぎているため、収穫しなければなりません…。

しかし、風で倒れていたのならもう少し大きくなるかもしれないので、収穫しない方がいい…。

難しいですねぇ…。

玉ねぎの収穫

悩んでてもしょうがないので、とりあえず収穫してみる事にしました。

収穫した玉ねぎ

小っさ….。

「まだ大きくなるのか?」

「無肥料で育てていて土に栄養がないからこれが限界なのか?」

初心者ファーマーにはよくわかりません….。

玉ねぎの収穫の様子

上の写真は、それなりに大きく育ってくれました。1番大きくてこのサイズです…。

スーパーのものに比べると小さいですが“自然農1年目”にしては頑張った方ではないでしょうか?

今回、早生(わせ)玉ねぎの栽培に挑戦したのですが、“50本”の苗を植えて収穫までたどり着いたのはわずか“9本”だけでした..

初の自然農で初の玉ねぎ栽培、苗を植えてから収穫までほったらかし栽培でこのような結果になりました。 

数年後にはこんな頃もあったなぁと笑える日が来るだろう(きっと…。)

ちなみに、収穫できた玉ねぎの総重量は「494g」で、先日スーパーで買ってきた新玉ねぎは198円で「985g」もありました。

苗もたしか198円だったので、めっちゃ損してるやん…。

自然農で育てた玉ねぎのお味は…

収穫数は50本中9本で、サイズも小さくバラバラという散々な結果に終わった玉ねぎ栽培でした…。

しかし、1番重要なのは『味です!』

無肥料、無農薬、自然の力のみで育った玉ねぎはいったいどんな味がするのでしょうか。

味が分かりやすいように“生のまま”スライスしてさっそく食べてみました。

うまい…!!

優しい味で、辛みも少なくほんのり甘い…上出来やん。

自然農の野菜は美味しいと聞いていたので期待していましたが、想像していた程の感動するような美味しさは正直なかったですが、ふつーにイケます。

スーパーで買う「新玉ねぎ」は、たまに辛みの強いモノに出会うことがあるけど、それと比べると我が家の「ミニ玉ねぎ」の方が辛みが少なく断然美味しいと思います。

まとめ

初めての自然農で、「初心者ファーマー」がなんとなくでやっただけでは、玉ねぎ栽培(早生)はなかなかうまくいかない事がわかりました。

しかし、完全に失敗したわけでなく、収穫出来たモノもありました。味に関しては全く問題ないし、むしろスーパーで買うよりも当たり外れが少なくて良かった位です。

それに「無肥料」「無農薬」で作った“安心感”は、自然農をやる上で1番の醍醐味ではないでしょうか。

玉ねぎを育ててみて感じたことは、これは家庭菜園全般に言える事ですが、本来食べることが目的で野菜を育てていますが、実はそれまでの過程の方が自分にとっては重要だったようにも思えます。

畑にいること自体でリラックス出来たり、虫たちとの共存を子供と一緒に観察したり、野菜が育つ過程を見ている時に感じるワクワク感や上手くいかない時の失望感など…

スーパーで買えば手間もかからず、うちのように場合によっては節約にもならずメリットがないように思えますが、野菜を育てている時間そのものが自分にとってはとても豊かな時間なのだと思えました(決して負け惜しみなどではない…)

次は、せめて“苗代”くらいは収穫出来ればと願います。

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