初心者でも簡単に出来る家庭菜園/サツマイモ編

サツマイモ栽培は家庭菜園「初心者」でも簡単に育てる事が出来ます!

なぜなら初心者の私でも“3年前”からサツマイモを毎年育てていますが、大きな失敗をしたことがないからです。

そんな失敗知らずのサツマイモ栽培の育て方を紹介していきたいと思います。

サツマイモ栽培で気を付けることは下記の「2点」だけです。

  • 窒素分が多すぎるとつるボケするため、元肥は控えめにする(元肥は入れない)
  • ツルが茂ってきたら、つる返しを行う

この「2つ」さえ気を付けておけば、初心者でも簡単にサツマイモを作ることが出来ます。

それでは、もう少し作り方を詳しく解説していきます。

サツマイモは「5月中旬~6月中旬」くらいに苗を植え付けます。

苗自体は、「4月下旬頃」から種苗店やホームセンターなどで販売されますが、その中で良いサツマイモ苗を選ぶ基準は、下記の通りです。

  • 茎が太い
  • 節間が間延びしていない
  • 葉色が濃い
  • 葉に厚みがある
  • 節数が4~5節ある
  • 長さが15~20cm

上記の「6点」がいい苗の条件なので、購入する際の参考にしてみてください。

サツマイモが好む土壌は、通気性と水はけが良く乾燥した土です。粘土質で排水成が悪い場合は、山砂などを混ぜこんで、排水を良くするための土質改良を行いましょう。

それと「痩せた土」の方がサツマイモ栽培には向いています。元肥をたくさん入れて「肥えた土」にしてしまうと、葉っぱばかりが繁ってしまい、サツマイモ自体が太らなくなる「つるボケ」になってしまうので注意が必要です。

※ちなみに、サツマイモは連作障害が起きにくいので、同じ場所での栽培が可能です。

「水はけ」と「通気性」を良くするため、土をよく耕した後、高さ“20〜30cm”の高畝をたてます

そこに、株間30cmで深さ10cmくらいの穴を開けます。竹などを使って地面に挿してあげると、簡単に植え穴を掘ることができます。

その植え穴に、苗を入れた後、土をかけてしっかり鎮圧します。この時、“3〜4節”が土に埋まるように植え付けてあげましょう。

最後に水やりをして完了です。

サツマイモの植え付け方には、「斜め植え」と「垂直植え」があります。

  • 斜め植え···小さいけど数が多い
  • 垂直植え···大きいけど数が少ない

どちらも栽培の難易度は変わらないので、お好みの植え付け方で植えてみましょう。

サツマイモの管理で行うことは「ツル返し」の1つだけです。

「ツル返しとは」ツルが伸びてきたら、そのツルが地面に触れないように上に折り返しておく作業の事です。

伸びたツルが土につくと、その部分から根を出してしまい、そのまま放っておくと養分が分散してしまってイモの育ちが悪くなってしまうからです。

サツマイモ栽培の管理でやることは“以上”です。

「追肥」をしたり、「水やり」をしたりなどの手間は一切かかりません。

それで美味しいサツマイモが食べられるなんて最高ですよね。

次の写真は、我が家で作ったサツマイモです。

収穫したサツマイモ
収穫したサツマイモ

『ムーミン』みたいでかわいいでしょ^^?

お店ではこんな不恰好なものは売ってないですからね。これぞ家庭菜園の醍醐味ともいえるでしょう。

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