こんにちは。今回は、我が家の畑で起きたサツマイモのちょっとショックな出来事をシェアします。
我が家のサツマイモ栽培スタイル
サツマイモ栽培も今年で6年目。
例年どおり「マルチなし」「水やりなし」「肥料なし」の完全放任スタイルで育てていました。
しかし今年は、例年よりもさらに厳しい夏。
連日の猛暑に雨もほとんど降らず、畑の土はまるで砂漠のようにカラカラ…。
それでも枯れずに頑張ってくれていたサツマイモを掘り上げてみると――
なんと、いくつもの芋が縦にパックリ裂けていたのです!

サツマイモが裂ける原因「裂開症」
調べてみると、これは「裂開症」という生理障害。
土の水分が極端に変化したときに起こりやすい症状です。
- 猛暑で土が極度に乾燥
- その後、急に大雨や水やりで水分が一気に供給される
↓
サツマイモが急激に水を吸い込み、表皮が耐えきれず裂ける
…という流れで起こります。
水やりの重要性を痛感
放任栽培が好きな私ですが、今年ばかりは「少し水をあげておけばよかったかも…」と反省。
特にサツマイモがぐんぐん育つ夏場は、土の表面が完全に乾ききっているならたっぷりと水をあげることが大切だと学びました。
裂けたサツマイモは食べられる?
見た目はちょっとグロテスクな裂け芋…。
「これ、食べても大丈夫?」と思いますよね。
実際にふかして食べてみたところ――

- 中身はきれいで、傷んだ様子なし
- 味も普通のサツマイモと変わらずおいしい
- 食後もお腹の調子は問題なし
ということで、裂けた部分を切り取れば普通に食べられます!
ただし、裂け目の表面は乾燥して硬くなっていることが多いので、その部分は外して調理するのがおすすめです。
来年に向けた対策
同じ失敗を繰り返さないために、次の対策を取り入れたいと思います。
- こまめな水やり
特に梅雨明け〜真夏の成長期は、表面がカラカラなら水をあげる - マルチング
黒マルチやワラを敷いて乾燥防止
まとめ
- 裂開は病気ではなく、水分変化などによる生理障害
- 見た目は悪いが、裂け目を除けば普通に食べられる
- 水分管理・マルチで防止可能
「完全放置栽培」はラクで良いですが、今年のような猛暑ではちょっと工夫が必要かも。
せっかくのサツマイモ、来年はもっときれいな姿で収穫したいですね。
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