楽しみにしていたサツマイモ収穫だったのに、収穫してみたらサツマイモが小さくてガッカリした経験ってありませんか?
『私はあります…』
好きな食べ物を聞かれれば、真っ先に『干しイモ』と答えるくらいサツマイモが大好きな私が、なんと今年はサツマイモ作りに失敗してしまったのです。
そこで、今回はサツマイモ栽培を失敗しないための【原因】と【対策】を本気で考えてみることにしました。
サツマイモが小さい原因
一般的にサツマイモが小さくなる原因は下記の“7つ”が考えられます。
・ツルボケしている ・土がかたい ・栽培期間が短い ・ツル返しをしていない ・水はけが悪い ・高畝にしてない ・水平植えにしていない
いやいや、私だって素人ではないので、そんな事は「百も承知」でした。
上記の7つを守っているのに小さいサツマイモが出来てしまったから悩んでるんよ…。
なので、原因は他にあるはずなので、もう少し深掘りしてみたいと思います。
さらに原因を深掘る
では、なぜ基本的なことは守っているのに「小さいサツマイモ」が出来てしまうのか?
私なりにたどり着いた答えは、「野菜を育てる上で必要な栄養素の1つでもある【カリ(K)】が不足しているのではないのか?」というものです。
サツマイモは栄養のない『痩せた土でも育つ』と言われているが、どうもこれが引っかかる…。
窒素を入れ過ぎると葉っぱだけが繁って“ツルボケ”になってしまうのは有名な話ですよね?
しかし、サツマイモを育てるのに必要な栄養素だって当然あるわけです。
そう、それが『カリ(K)』です!
野菜を育てるには主に【窒素(N)】【リン酸(P)】【カリ(K)】が必要になります。
- 窒素→葉、茎の成育を促進
- リン酸→花、実の成育を促進
- カリ→根の成育を促進
上記をみてわかるように、サツマイモは“根”の部分にあたるので、【カリ(K)】が必要になるのです。
畝の状態
私がサツマイモを育てた畝は、他の野菜は一切育てたことはなく、4年連続で“サツマイモだけ”を育てた畝です。もちろん肥料は一度も与えていません。
初めの2年間はうまく育っていたのに、3年目、4年目になるにつれてドンドン成育が悪くなっていきました。
『痩せた土でも育つ』と完全に洗脳されていたので、肥料なんて考えもしませんでしたよ…。トホホ…。
でも、よくよく考えてみれば、毎年土の栄養を消費しているのに足してあげなければ、いつかは栄養が枯渇してしまうのは当然ですよね…
「痩せた土」を通り越して、「栄養失調の土」になってしまっていたら、さすがのサツマイモも大きく育つ事は厳しかったのでしょう。
対策
肥料を与えすぎると良くないとされているサツマイモ栽培ですが、全く栄養がない状態ではさすがに育たないという事がわかりました。
【カリ(K)】が多く入っている肥料といえば…
- 草木灰
- 米ぬか
- 鶏糞
などが挙げられます。
とりあえず来年はこれらの肥料を施してリベンジしてみたいと思います(米ぬかが手に入りやすいので、米ぬかを施す予定)
あくまで仮説なので、来年の結果を見てみないとわかりませんが、期待は持てそうです。
それでは、乞うご期待ってことで!
またね~。
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