植えてから3年目のいちご栽培|株分けで広がった自然農の畑

自然農でいちごを育て始めて、あっという間に3年目

全くの素人からスタートした私の畑ですが、この3年で苗はどう増え、実はどのくらい収穫できたのか…

今回はその成長記録をまとめます。

はじまりはたった1株から

3年前、ホームセンターで「とちおとめ」の苗を1株だけ購入し、砂場のような畑に植えました。
肥料も農薬も一切なし。まさにほったらかし自然農です。

その時の様子⇒いちごの植え付けは春でもOK?自然農で挑戦する「とちおとめ」

1年目:少ないけれど感動の初収穫

1年目は全部で5個の実を収穫。

収穫したいちご
収穫したいちご

数は少なかったものの、ほったらかしでも実がなったことに大感動。
味もちゃんと甘くて、美味しく食べられました。

収穫後は、苗を株分けして少しずつ増やすことに。
この時、一般的には良くないと言われる「親株に近い子株」もあえて試しに植えました。
※詳しくは → イチゴの株分け|よくないとされる子株も試しに植えてみた結果…

2年目:株分け苗がどんどん増殖

2年目は、実はたくさんついたものの、虫被害で多くを失いました。

2年目のいちご
2年目のいちご

熟した実が地面に触れてしまい、ナメクジやアリのごちそうに…。

しかし嬉しい発見もありました。
1年目に株分けした子株(親株に近いものも含む)が、問題なく育っていたのです。
病気の症状もなく、ランナーをどんどん伸ばして畑一面に広がってくれました。

3年目:過去最高の収穫

そして3年目。

3年目のイチゴ

前年の反省を活かし、実が地面につかないよう葉の上に乗せたり、熟したらすぐ収穫するよう工夫しました。

結果、30個ほどの実を収穫!

いちごの収穫
イチゴの収穫

味はやや酸味が強めで甘さ控えめですが、香りは市販のいちごより濃厚。
自然農らしい、野性味ある味わいでした。

甘く育てるためにできること

調べてみると、いちごを甘くするには主に4つのポイントがあるそうです。

  1. 日当たりを良くする
  2. 水やりを控える
  3. 肥料を与える
  4. 摘花して実を絞る

自然農の私が取り入れられるのは「摘花」。
3〜5輪だけ残して他の花を摘み取ることで、養分が集中し、実が甘くなる可能性があります。
来年はこれを試して、さらに美味しい自然農いちごを目指します。

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