【ダイカンドラ】グランドカバーに最適?2年間育ててわかったメリット・デメリット

「雑草対策になるグランドカバーが欲しい」
「芝生やクラピアよりも手間がかからない植物はある?」

そんな方におすすめなのが ダイカンドラ(ディコンドラ) です。
私は実際に2年間、庭に植えて育ててきましたが、思っていた以上に手間がかからず驚いています。

この記事では、ダイカンドラの特徴やメリット・デメリットを、実体験をもとにわかりやすくまとめます。

ダイカンドラとは?

ダイカンドラ(学名:Dichondra)は、ヒルガオ科に分類される多年草です。
「ディコンドラ」「ダイコンドラ」と呼ばれることもありますが、すべて同じ植物を指します。

国内で流通する2種類

  • エメラルド・フォールズ(緑葉種)
     耐陰性・耐湿性に優れ、日陰でもよく育つ。雑草対策向き。
  • シルバー・フォールズ(銀葉種)
     日向や乾燥に強い。ハンギングや寄せ植えに人気。

私は「エメラルド・フォールズ」を植え付けています。

ダイカンドラの葉
ダイカンドラ(エメラルドフォールズ)

ダイカンドラの特徴

  • 草丈:5〜10cm程度(低く抑えられる)
  • 生育:地面を這うように広がる
  • 耐暑性:強い(夏場でも元気)
  • 耐寒性:弱い(関東以西が適地。東北以北は難しい)
  • 耐陰性:強い(日陰でも育つ)
  • 踏圧:やや弱い(芝生やクラピアほどは強くない)

私の植えてる場所は日照1時間程度ですが、それでもしっかり育っています。

ダイカンドラをグランドカバーにするメリット

  1. 雑草抑制効果がある
    地面を密に覆い、雑草が生えにくくなる。
  2. 手間がかからない
    水やり・肥料・刈り込みはほぼ不要。私は2年間放置でも問題なし。
  3. 安価で始めやすい
    種まきから育てられるので、芝生やクラピアよりもコストが安い。
  4. 病害虫に強い
    実際に2年間、病気や害虫被害は一度もなし。

ダイカンドラのデメリット

  • 踏圧に弱い
    よく歩く通路には不向き(枕木を置くと解決できます)。
  • 寒さに弱い
    千葉の私の庭では冬に少し枯れましたが、春には再生しました。
    東北以北では冬越しが難しいです。
冬枯れしたダイカンドラ
冬枯れしたダイカンドラ

種まき方法(実体験)

  • 発芽適温:20~30℃
  • 時期:春(4〜6月)または秋(9〜10月)
  • 方法:地面を耕して種をまき、1〜2cm覆土 → 水やり
  • 発芽:通常は1週間程度(我が家では3日で芽が出ました)
【ダイカンドラ】グランドカバーに最適?2年間育ててわかったメリット・デメリット
発芽したダイカンドラ

発芽後は水やりさえしておけば元気に育ちます。

栽培記録 : ダイカンドラの栽培記録【種まき】

まとめ / ダイカンドラはグランドカバー初心者におすすめ!

  • 日陰でも育つ
  • 雑草を抑える
  • 手間がかからない
  • コストも安い

芝生やクラピアより管理がラクで、私の経験上「最もほったらかしでいけるグランドカバー」だと思います。

「雑草抜きに追われない庭にしたい」
「できるだけ管理をラクにしたい」

そんな方に、ダイカンドラはぴったりの植物です。

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