ダイカンドラはグランドカバーとしてどうなのか?メリットについても詳しく解説

ダイカンドラ(ディカンドラ)はグランドカバーとしてどうなの?

そんな疑問を解決します。

私自身は2年間のダイカンドラ栽培歴があり、そんな経験をもとにグランドカバーとして優れているか解説していきます。

ダイカンドラの葉っぱ
特徴
  • 背丈は5cm~10cmと低い
  • 丸っぽいハート型の葉っぱの形
  • とても小さな花が咲く

ダイカンドラ(ディコンドラ)は、ヒルガオ科ダイカンドラ属の多年草です。いろいろな種類がありますが、国内では主に緑葉のミクランサ(呼び名はエメラルド·フォールズ)、銀葉のアルゲンテア(呼び名はシルバー·フォールズ)の2種類が流通しています。

緑葉のミクランサ(エメラルド·フォールズ)は、「耐暑性」「耐陰性」「耐湿性」が優れていて、日陰でもよく育つグランドカバーとして利用されます。

銀葉のアルデンケア(シルバー·フォールズ)は、日ざしや乾燥にも強いのですが、日陰や過湿には弱いので、タイプに合った植え場所を選ぶと良いでしょう。

どちらも、ほふく茎を伸ばして地面を広く覆います。

「耐寒性」はやや劣るので、北海道や東北では育ちにくく、関東以南の温暖地や暖地に適しています。

ダイカンドラをグランドカバーにする時のメリットは次の通りです。

  • 雑草の抑制効果がある
  • 踏圧にも多少耐える
  • 常緑性が多少ある
  • 種が出来るが意外と問題ない

葉っぱの密集度が高く、地面を這うように広がるので、雑草の抑制効果があります。

※雑草が全く生えないわけではありません。

雑草が少し生えているダイカンドラの様子

耐踏圧性が多少あるので、人が少し歩く分には問題ありません。

次の写真は踏んで潰れたダイカンドラの様子です。

踏まれたダイカンドラ

 枯れたりする事はないですが、葉っぱや茎がとても柔らかいので、芝生やクラピアと比べると耐踏圧性は弱いです。

耐寒性はあまり高くなく(-6℃)、それ以下だと枯れて育ちません。ただしそれ以上なら地上部が枯れても根は生きているので春になれば再び芽吹きます。

葉っぱの常緑性は、クラピアと芝生に比べると優れていて、私の住む千葉県では完全に枯れることはなかったです。

少し緑が残った真冬のダイカンドラの様子

ダイカンドラは種が出来ますが、意外にも他の場所に飛んでいくことはないようです。

植え付けてから“2年”になりますが、我が家ではこぼれ種による他の場所からの発芽は今のところ確認出来ていません。

ダイカンドラはとても発芽率がいいので、種まきから行うと安価でグランドカバーが作れるのでオススメです。

▽詳しい植え方に関してはコチラから

ダイカンドラの種まきを徹底解説/時期や水やりについて

ダイカンドラはグランドカバーとしてかなりオススメの植物です。特に私も育てている日陰の湿潤土壌でも育つ緑葉の「エメラルド·フォールズ」は、他のグランドカバーにはない特徴を持っている事からとても重宝されています。

ぜひ、グランドカバーとして考えてみてはいかがでしょうか。

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