北側に植えた「クラピア」と「ダイカンドラ」の成育の差

北側(家の裏側の日陰)に植えた「クラピア」と「ダイカンドラ」の成育具合の様子を紹介します。

クラピアは日向を好み、ダイカンドラは日陰を好むので、どちらかというとダイカンドラの方が成育するのには適した環境といえるでしょう。

日照時間

「クラピア」の日照時間は“3時間”あればいいのに対して、「ダイカンドラ」は日陰でも十分に育つようなので、日照時間は“ゼロ”でもかまわないということです。

なので、耐陰性はダイカンドラの方がクラピアに比べて断然いいので、家の北側(日陰)に植えるならダイカンドラの方が適しているということになります。

それでは実際に家の北側に植えてある様子を見て比べてみましょう。

クラピアの様子

北側といっても完全に日陰ではありません。南側の庭に比べると日照時間はだいぶ短いですが、クラピアの最低日照時間である“3時間”は日光が当たる場所に植えています。

植え付け時のクラピアの様子

【5月12日】に、南側の花壇に生えていた手のひらサイズのクラピアを移植しました。(形もまるで手のひらのようです笑)

日照時間が少ないと起きる問題点

日照時間が少ないと、成育に影響があることはもちろん、「徒長」してしまう事が1番の問題点だと思われます。

徒長

上に向かってヒョロヒョロと伸びてしまう事。

徒長してしまうと、地面を密に覆う事が出来ないので、「雑草が生えやすくなったり」「見た目が悪くなったり」してしまい、良いことがありません。

クラピアの成育スピード

植え付けてから「約4ヶ月」経った【9月2日】のクラピアの写真です。

植え付けから4ヶ月後のクラピアの様子

大きさとしては“5倍”くらいに育ったでしょうか。意外にも、「徒長」している様子はなく地面にしっかりと張りついてくれています。

本当に“3時間”の日照時間があれば、徒長する事はないのかもしれません。

※ちなみに、この場所は1日に“4時間”くらいは太陽があたります。

ただ気になったのが、栄養不足によって起こるといわれている、クラピアが“ヒトデ状”になってしまっていることです。

ヒトデ状

植え付けたクラピアが、ヒトデのような形で広がってしまう状態を言います。原因として一番多いのが「肥料不足」です。植え付けの時に元肥を使用すると起きにくいです。

植えてある場所の土は、家を建てる際の盛り土に使われていた「山土」を、肥料や堆肥などを使用せずにそのまま使っています。

「山土」は粘土質の土が含まれているので、水はけもあまり良くなく、カチコチになりやすく、クラピアが育つにはあまり適してはいないと思われます。

肥料もなにも施さずにそのまま植え付けてしまったので、クラピアが“ヒトデ状”になってしまうことは必然だったのかもしれません…。

ダイカンドラの様子

「ダイカンドラ」を植えてある土も、クラピアが植えてある土と同じ「山土」です。

ただし、日照時間はクラピアより少なく“1~2時間”ほどです。

それと、ダイカンドラは今年植えたクラピアと違い、去年に種を蒔いたので、今年ですでに“2年目”となります。

ダイカンドラの成育スピード

クラピアは4ヶ月で「5倍」ほどに成長しましたが、ダイカンドラ約1年で「2倍」にもなっていないくらいでした…。

左:1年目/右:2年目

日照時間は多少違うものの、ダイカンドラの方も肥料や堆肥は使っていないので、土の状態や栄養分はクラピアと変わらないはずです。

「クラピア」の成育スピードを誉めるべきか、「ダイカンドラ」がこの場所には適さなかったのかはわかりませんが、ここまで成育の差が生まれたのには驚きました。

それでも少しずつですが、ちゃんと育っているようには見えるので、やはりダイカンドラは日陰でも成育には問題ないということでしょう。

最後に

生育状況に関しては土の状態や世話の有無、植え付けている地域によって結果はだいぶ変わってくるので、あくまでも一例として参考にしてください。

かなり悪条件の中、手入れすらされていない状況ですが、2つとも枯れることなく健気に育ってくれています。

今後の成長もお楽しみにー!

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