庭のグランドカバーとして人気のダイカンドラ(ディコンドラ)。
ナチュラルでやわらかい雰囲気を演出してくれる、素敵な植物です。
今回は、私が実際に育てている「エメラルドフォールズ」の体験をもとに、種まき方法や育て方のポイントをわかりやすく解説します。
種まきの時期

ダイカンドラの発芽適温は 20~22℃。
そのため、種まきの適期は次の通りです。
- 春まき:4月~6月
- 秋まき:9月~10月
日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも十分育つのが特徴です。
耐寒性もあるため、屋外で越冬できる多年草として長く楽しめます。
土作り
ダイカンドラは「水はけが良く、通気性のある土」を好みます。
- 地植えの場合:庭土に 腐葉土+川砂 を混ぜる
- プランターの場合:市販の培養土でOK
私の庭はあまり水はけのよくない土ですが、それでも育ちました。

ただ、スカスカ気味なので、やはり水はけの良い土壌のほうが生育は良いと感じています。
種の量とまき方
種の量
- 1㎡あたり 15~20ml が目安
- 小袋20ml:およそ1㎡分
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- 大袋100ml(1dl):およそ5㎡分
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蒔き方
- 雑草や石を取り除き、軽く耕す
- 土をならし、足で軽く踏んで鎮圧
- 種をパラパラと均等にまく
- 1~2cmほど覆土して完了
※根が浅い植物なので、深く耕す必要はありません。

密に蒔きすぎると蒸れやすいので、多少スカスカでも自然に広がっていきます。
水やりのポイント
- 種まき後は、土が乾燥しない程度に水やり
- 水のやりすぎはNG(種が窒息してしまう)
私は水やりを怠って、風で種ごと飛ばされたことがあります…。
乾燥しすぎるのもよくないので注意してくださいね。
発芽後は根が張るので、基本的に水やり不要。
ただし真夏の乾燥が続くと弱るので、その時だけ補助的に与えましょう。
発芽のようす
発芽までの日数は通常 7~14日。

ところが私の場合は、なんと 3日で発芽!
とても発芽率の良い植物だと実感しました。
まとめ|ダイカンドラの種まき5ステップ
- 適期は 春(4~6月)・秋(9~10月)
- 土は 水はけ重視(腐葉土+川砂を混ぜるのがおすすめ)
- 種は 1㎡あたり15~20ml
- 覆土は 1~2cm
- 水やりは 乾燥防止が基本。やりすぎ注意!
発芽率が高いので、初心者でも安心してチャレンジできます。
ぜひダイカンドラで、庭をやさしい緑でいっぱいにしてくださいね。
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