『自転車を置く場所に困っていませんか?』
そんな方に素人の私でも出来た「自転車置き場」の作り方を紹介します。
DIYで作ることによる「メリット・デメリット」や、全部でいくらかかったかの費用も合わせて紹介していきます。
はじめに
まず、「どのくらいの大きさ」で「どこに建てるか」を決めます。
※ちなみに、自転車1台で考えると、奥行きは『1.8m』、幅は『60cm』を目安にするとよいでしょう。
あくまで『60cm』とは公共の駐輪場のサイズなので、作る場所に余裕がある場合は、それより少し広めの『90cm位』にした方が使い勝手はいいです。
採寸
「場所」と「サイズ」が決まったら実際にメジャーなどを使い、正確な数値を測っていきます。
我が家の場合は、“自転車4台ぶん”が入る大きさを予定していて、最終的には下記のサイズになりました。
本来なら、奥行きと幅はもう少し広くとりたかったのですが、地下に水道管が埋まっていた事もあり、上記のサイズで作るしかありませんでした。
次の写真は実際に完成した自転車置き場の様子です。
色々な制限があって理想通りとまではいきませんでしたが、それなりに満足いくものが出来ました。
既製品だと細かい寸歩を決めることは出来ないので、限られたスペースを最大限に利用出来るのがDIYのメリットですね。
「好きな場所」「好きな大きさ」で自由に作れることが、既製品にはないDIYならではのメリットの1つです。
設計図の作成
採寸が終わったら、続いて“設計図”を書いていきます。
設計図といっても「CADソフト」を使ってやるとか、そんな難しいことはせず(そんな高度なものは使えない…)なんとなくノートに必要な木材の「本数」や「長さ」などを書いておけば大丈夫です。
デザインは「自分の好み」と「お財布」に相談しながら決めてください。
私の場合、屋根は“オンデュリン”という製品を選びました。
耐久年数も長く、何より見た目が気に入りました!
透明な波板だと、どうしても安っぽく見えてしまうんだよなぁ…。
自分好みのデザインに出来るのはDIYのメリットの2つ目です!
しかし、寸法を測ったり、どういったデザインにしてどうやって組み立てるかを考えるのは、素人の私にとってはかなり大変な作業でした。
ここはかなり時間がかかりました…。
材料
デザインが決まり、材料も何を買うか決まれば、実際にホームセンターに行って材料を調達します。
今回のDIYで購入した材料は下記です。
部位 | 製品 | 数量 | 値段 |
屋根材 | オンデュリン | 2枚 | ¥4,360 |
〃 | オンデュリン釘 | 100個 | ¥1,680 |
支柱&桁 | 角柱(75×75) | 7本 | ¥10,780 |
屋根下地 | 垂木(40×30) | 13本 | ¥2,994 |
壁 | 野地板 | 22枚 | ¥3,240 |
基礎 | フェンス石 | 5個 | ¥4,490 |
塗料 | WOOD | 2缶 | ¥4,560 |
その他 | セメント&路盤材 | 1袋ずつ | ¥696 |
砂 | 3袋 | ¥714 |
「合計¥33,514」
ちなみに、既製品で自転車4台分の自転車置き場を購入すると、平均で“10万円以上”します。
DIY と比べるとおよそ“7万円”もの差があります!
コストを抑えられる事が、DIYの大きなメリットと言えます。
自転車置き場の作り方
最後に、簡単ですが実際にやった自転車置き場のDIYの作業を紹介します。
基礎石の設置
まずは基礎石の設置からですが、下記を参考に行いました。
引用元https://energy.fjtex.co.jp/blog/pile/
ここは、かなりの重労働なので気合いが必要です。
木材を組み立てる
基礎石がしっかり設置出来てしまえば、後は簡単です。
自分が想像した形に、柱を組み立てていくだけです。
基礎石の設置はかなりハードで大嫌いな作業でしたが、インパクトドライバーで木材を組み立てる作業は、ドンドン完成の形になっていくので大好きです!!
骨組みが出来たら、オンデュリンの屋根を取り付け、周りは「野地板」を使って囲えば完成です。
「野地板」とは、本来屋根の下地に使う材料なのですが、“安価”でサイズも丁度いいので、私はDIYをする際はかなり愛用しています。
ただ売っている状態のままだと木くずがついていたり、面が荒れたりしているので、買った後に軽くヤスリがけをするとその後の作業がしやすいです。
以上が、簡単ですが自転車置き場の作り方の紹介になります。
あくまで素人なので、「耐震性」や「耐風性」などは1mmも考えておりませんので、作る場合は自己責任でお願いしますm(_ _)m
まとめ
DIY のメリットは下記です。
デメリットは下記です。
素人が1人で作るのは大変な事も多々ありますが、「自分の好きなデザイン」「好きなサイズ」しかもそれが「安く」手に入るのは、やはりDIYの魅力ですね。
苦労して作った分、愛着もわくので、細かい事は気にせずに皆さんもトライしてみてはいかがですか^^?
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