家庭菜園は新鮮な野菜が食べられる事がメリットに挙げられますが、「家計の節約になるのか?」も気になりますよね。
そこで今回は家庭菜園をすると「家計の節約になるのか」と、私の中での「コスパ最強の野菜」を紹介します。
家庭菜園は節約になる?
まずはYahoo!知恵袋から抜粋して見てみましょう。
ならないと思います。 あくまで趣味の一環として農業をするのが1番かな、と。
なりません。 野菜は、必要なものを必要な時に必要な分だけ、買った方が絶対得です。
貴方が既に十分な知識があり、プランターではなく畑を持っていて、自分の労働賃金を0円とするなら、経済的効果があります。
等々、全体的に見ると「家庭菜園は節約にならない」という意見が多いようです。
理由としては、「スコップ」「手袋」「長靴」などの農具の準備、「堆肥」「肥料」「苗」などの購入費用がかかることが挙げられます。
さらに病気や天候不良により上手く育たない場合もあり、最悪の場合は収穫に至らないリスクもあります。
なので、節約のために家庭菜園という考え方はお勧めしません。ただ、家庭菜園を趣味としてやる分には全然問題ないし、むしろ趣味としてなら“あまり出費がかからない趣味”ともいえるでしょう。
家庭菜園で節約するなら
これで終わってしまってはなんの得にもならないので、これからは私がやっている節約出来る家庭菜園のやり方を紹介します。
家庭菜園で節約するにはやり方次第です。 まず、肥料や堆肥などを買っていてはなかなか採算は合いません。
それに苗も高いので種から育てるようにしましょう。育てた野菜から種を収穫することにより、翌年の種の購入費用も抑える事が出来ます。
そこでオススメするのが「自然農」です。
自然農とは?
「肥料」や「農薬」を使わず、自然の力だけで育てる農法です。
ぶっちゃけ化成肥料を使って作った方が簡単に立派な野菜を作ることが出来ますが、自然農には自然農なりのメリットがあります。
▽詳しくはこちらから
私は基本ぐうたら人間なので、決められた時期に決められた分量の肥料を与えなければいけない所や、水やりなどの作業がめんどくさかったので、そういった作業がない自然農の方が合っていると思い自然農を始めました。
コスパ最強
最後に私の中での「コスパ最強の野菜」を紹介します。
家庭菜園を“5年間”やってみて色々な野菜を育ててみた結果、私が1番コスパがいいと感じた野菜は「サヤエンドウ」です。
支柱を建てないといけない手間はありますが、一度立ててしまえばずっと使えるのでそれほど問題ではないかと思います。
「サヤエンドウ」などのマメ科の植物には“根粒菌”という特殊な微生物が共生しています。普通の植物は土の中にある窒素しか取り込む事ができませんが、マメ科の植物は空気中の窒素も取り込んで供給してくれるので、肥料などを入れなくても良く育ってくれます。
毎日毎日たくさんなり続けるので、収穫が追い付かないほどの「無限サヤエンドウ」状態でした。
さらに収穫せずに放っておけば簡単にタネを収穫する事が出来て、採ったタネをまた植え付けてあげれば、毎年タダでサヤエンドウが食べられるようになります。
自然農をしていれば「ピーマン」や「ナス」などの他の野菜も種を採って同じようにタダで作り続ける事が出来ますが、私の中で1番失敗もなく毎年収量が安定しているのが「サヤエンドウ」なので、初心者でも簡単に真似する事が出来ると思います。
なので、私がオススメするコスパ最強の野菜が「サヤエンドウ」なのです!
まとめ
一般的な家庭菜園をする場合は、食費の節約にはなりにくい事の方が多いので、節約としてやるのではなく、趣味として楽しむ方が良さそうです。
ただし、やり方を工夫する事によって節約する事も可能です。自然農は上手くいかない事もたくさんありますが、持続可能でまさに今の時代にあった栽培方法だと思います。
節約したいとお考えなら、SDG sな自然農に挑戦してみてもいいかと思います。
じゃ、またねー!
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