
「なにもしないで、野菜が勝手に育ってくれたら最高!」
私が理想とする家庭菜園は、まさにそんな世界です。
自然農を始めて3年目、ついに夢のような出来事が起きました。畑のあちこちから“こぼれ種”で野菜が勝手に生えてきたのです。今回は、そのサプライズ野菜たちを紹介します。
こぼれ種で生えてきた野菜は4種類
私の畑で勝手に芽を出してくれたのは、この4種類でした。
- ミニトマト
- ニンジン
- ピーマン
- 落花生
不耕起栽培の畑は、どうやらこぼれ種が発芽しやすい環境のようです。
ミニトマト|3年目にして自生
ミニトマトは去年・一昨年と育てていたので、今年で3年連続。
自然農は連作障害が出にくいと言われていますが、実際にこぼれ種から生えてきたのは今回が初めてです。

畑の中でポツポツと勝手に芽を出したミニトマトの苗を見つけたときは、思わず
「ありがたや〜!」
と拝みたくなるほど。毎年こうなってくれたら、苗を買う必要すらなくなりますね。
ニンジン|日陰の裏庭から出現
ニンジンはとても意外な場所から発芽しました。

それはなんと、家の裏の北側、日が一切当たらない場所です。
「ニンジンは好光性種子だから、日光がないと発芽しないはずでは…?」
と思いつつも、抜いてみるとちゃんと小さなニンジンが!

今まで何度も失敗してきたニンジン栽培が、放置していた場所で成功するなんて。
植物のたくましさに感動しました。
ピーマン|同じ場所から大集合
ピーマンは、去年育てていた場所からまとまって大量に発芽しました。

ピーマンの種は果実の中にまとまっているので、ばらまかれず、その場で一斉に芽吹いたようです。
同じ場所からワッと芽が出ている光景は、まるでピーマン畑が勝手に再生されたかのようで面白いです。
落花生|取りこぼしが自然の種まきに
落花生は、収穫時に取り残したものが翌年に発芽したようです。

しかも、こぼれ種から育った落花生はとても元気。
今年あらためて植えた苗と比べても、ほとんど差がないほど立派に育っています。
ただ、こぼれ種から生えた株は、畝の端から生えてしまったので、通路まではみ出してしまいました。

几帳面な人はちょっとモヤッとするかもしれませんが、これも自然農ならではの“おまけ”ですね。
まとめ|こぼれ種が作る「夢の畑」
自然農3年目で、私の畑に勝手に生えてきた野菜は
- ミニトマト
- ニンジン
- ピーマン
- 落花生
の4種類でした。
何もしなくても野菜が育つ畑は、まるで“野菜が雑草化した楽園”。
来年は「ナス」や「ダイコン」もこぼれ種で生えてきたらいいな、と夢が広がります。
自然農を続けるほど、畑がどんどん自立していく感覚があって面白いですね。
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