クラピアの庭で雑草抜きをしていたときのこと。
突然、指に激痛が走りました。見てみると、なんと細かいトゲが刺さっていたのです。
調べてみると、その正体は 「メリケントキンソウ」。

南米原産の外来雑草で、放っておくと庭を危険な場所に変えてしまう、厄介な存在でした…。
この記事では、私が実際に体験したメリケントキンソウの被害と、再発防止のために行った駆除方法を紹介します。
メリケントキンソウとは?
- 原産地:南米
- 分類:キク科の一年生植物
- 発芽時期:10〜11月頃
- 結実時期:5〜6月頃
- 特徴:果実に2mmほどの鋭いトゲ

このトゲがとにかく危険。
刺さると「チクッ」ではなく 「ブスッ!」と深く刺さる感覚で、かなりの痛みを伴います。
ただし毒はありません。
小さなお子さんやペットがいる家庭では特に注意が必要です。
繁殖の仕組み
メリケントキンソウの厄介な点は、その繁殖力。
トゲ付きの種子が靴の裏やペットの足にくっついて広がるため、気づかないうちに庭一面に増えてしまいます。
私も「春に全部抜いたはず」なのに、翌年の11月にはまた庭に出現…。
どうやら種子が土に残っていたようです。
駆除のタイミングと方法
メリケントキンソウは、駆除のタイミングが命です。
駆除に最適な時期
- 11月〜4月上旬まで
この時期はまだトゲのある種子ができていないので、安全に抜き取れます。
駆除方法
- 手で抜く
- 根は比較的浅いので、根元をつまめば簡単に抜けます。
- 種子ができる前なら素手でも可能ですが、軍手を推奨します。

- 除草剤(グリホサート系)
- 有効ですが、クラピアにも影響するため私は使っていません。
- NG:草刈り機
- 種子を飛散させてかえって繁殖範囲を広げます。
私の体験談
- 春にトゲのある果実に触れてしまい、指にブスッと刺さって悶絶…。
- 翌年の11月、また庭に発生しているのを発見。油断すると繰り返し現れるのだと実感しました。
- 11月の時点ならトゲがなく、比較的安全に根ごと抜けるので、「早めの発見・早めの駆除」が肝心です。
メリケントキンソウ対策まとめ
- 発芽は10〜11月、トゲ付きの果実は5〜6月
- 繁殖は種子が靴や動物に付着して拡大
- 駆除は 11月〜4月上旬 がベスト
- 手で根ごと抜くのが最も安全で確実
- 種子が落ちなければ翌年は生えない
せっかくの癒しのクラピアの庭も、メリケントキンソウが繁殖すると安心して歩けません。
「気持ちのいい裸足の庭」を守るためにも、早期発見・早期駆除を心がけましょう。
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