クラピアの種類はどれが最適?|全品種を徹底解説

美しい庭や公園をつくるために、グランドカバー植物として注目されているクラピア。

その魅力的な見た目と丈夫さから、多くのガーデニング愛好家に支持されていますが、クラピアには多くの品種が存在しています。

本記事では、クラピアの全品種を徹底解剖し、初心者でも簡単にわかるようにその特徴や使い方を詳しく解説します。

あなたの庭作りが一層楽しくなるヒントがここに詰まっているので、ぜひ最後までお楽しみください。

クラピアの品種はこれまでに「S1」,「S2」のSシリーズと「K5」、「K7」、「K9」、「K3」のKシリーズと多数存在し、その中でも現在販売されている品種としては、「K5」、「K7」、「K3」の3種類があります。

これらの品種はそれぞれ異なる特性を持ち、用途や環境に応じた選択が可能です。

少しクラピアの歴史についてみてましょう。

まず始めに、日本国内のイワダレソウ在来種同士を交配し、クラピア【S1】が生み出されました。

次に、イワダレソウとヒメイワダレソウをかけ合せてクラピア【S2】が誕生。

そして、在来種イワダレソウ改良品種とヒメイワダレソウを掛け合わせたクラピア【K5】が誕生。

その後、クラピア【S1】から選抜したクラピア【K7】が誕生。

最後に、【K9】から選抜したクラピア【K3】が誕生。

※【K9】は一般向けには未発売の品種で幻の品種となっております。

クラピアの進化

【S1】→【S2】→【K5】→【K7】→【K9】→【K3】の順に品種改良されています。

この中で、【K5】,【K7】,【K3】が現在販売中!

次に、クラピアの品種について解説します。同じクラピアの中でも、「在来種」と「交雑種」の2種類に分かれています。

  • 【S1】→改良在来種
  • 【K7】→改良在来種(S1の選抜)
  • 【K9】→改良在来種
  • 【K3】→改良在来種(K9の選抜)
  • 【S2】→交雑種
  • 【K5】→交雑種

掛け合わせについては下記を参照ください。

クラピア掛け合わせ一覧

販売されているクラピアで見てみると、【K5】が交雑種で、【K7】と【K3】が在来種に分類されます。

クラピアは品種改良を通じて、その特性をさらに向上させてきました。【K3】といった最新の改良品種も存在し、これらは従来の品種よりも更に強力な耐病性や環境適応能力を持っています。

そんな中、「2024年」現在で販売されている【K5】【K7】【K3】の特徴を紹介します。

「クラピアK7」と比べると花数が多いので、よりお花を楽しみたい人向け。

花の色は薄ピンク色で成長スピードは「クラピアK7」と同様に早め。

花の色は白色で、花数は他と比べて少なめ。花柄(かへい)が短くグランドカバーとして優れた特徴を持つ。

クラピア栽培歴7年になる私が1番オススメするのがこの【K7】です。

私自身は、クラピアを購入した時期が、まだ【K7】が販売される前だったので【K5】を購入しましたが、【K7】は【K5】の“上位互換”のようなイメージでいいかと思います。

丸くて大きな葉で、花の色がピンク色の新品種。 他の2品種に比べて草丈が高めで生長スピードはゆっくり。

大きめの葉を付けるので、厚い層を形成し、防草に適しています。

クラピアの特徴を、下記にまとめたので参考にしてみてください。

クラピアの比較表

クラピア自体は、芝生など他のグランドカバーに比べるとまだ歴史が浅いですが、常に品種改良を繰り返し、メンテナンスも容易なため、多くの利用者から高評価を得ています。

クラピアの品種にはそれぞれ特徴があるので、自分の好みやニーズに合った品種を選ぶことで、より満足度の高いガーデニングが楽しめる事でしょう。是非、お気に入りのクラピアを見つけてくださいねー。

▽クラピア販売店の比較もあるので、上手に購入したい方はぜひ!!

クラピアの販売店を徹底比較!オススメの販売店を紹介!

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