クラピアの失敗例【栽培歴5年の集大成】

こんにちは、りそすけ です。

クラピア栽培歴は「5年」。私の経験から、実際に失敗した事例を紹介します。

上の写真はクラピアで覆われた我が家の庭の写真です。そこまでキレイでもないですが、参考までに載せておきました。

事前に失敗を知ることで、クラピア栽培がより成功に近付けるかと思います。

クラピア栽培の失敗例は下記の通りです。

  • 植える苗の数
  • 植栽シートの不使用
  • 芝生を植えた

上記の内容でみていきます。それでは、順番にみていきましょう。

植えた苗の数が少ない

苗の数をケチると被覆するのにとても時間がかかります。

公式サイトでは、「1㎡に対して4苗」植え付けると推奨されています。すると2ヶ月後には完全被覆するそうです。

しかしクラピアは、1苗「550円」と決して安い金額ではありません。

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私の場合は予算の都合上、「1㎡に対して2~3苗」しか植え付けませんでした。

クラピアを植え付けた庭
実際に植え付けた様子

そして完全被覆したのは、なんと初めの苗を植えてから「2年後」の事でした。

クラピアの成長記録は下記のリンクから!

『2ヶ月とされているものが2年もかかってしまうとは…。』

苗の数をケチった以外にも完全被覆に時間がかかったのには原因があります。

  • 土の状態が悪い
  • 温度条件、日照条件、肥料条件が悪い

上記のとおり、被覆に時間がかかったのは様々な条件が重なって起きた結果なのです。

土の状態が悪い

公式サイトでは「普通土」が良いとされていますが、うちの場合は海の近くもあるせいか、「砂」が多かったり、ガチガチに固まって水はけの悪い場所があるなど決してクラピアにとっていい状態の土とは言えませんでした…。

耕転してから植え付けはしたものの、より早く被覆させたいのであれば根本的な土壌改良が必要だったのかもしれません。

温度条件、日照条件、肥料条件が悪い

ご自身の地域、植える場所によって成長速度は違ってきます。

ちなみに私は肥料を1度もあげていません。とにかくなるべくお金をかけない事を目標としていたので、それが成長のさまたげになっていたかもしれません。


植栽シートを使わなかった

失敗したこと2つ目は、植栽シートを使わなかった事です。

これもお金をかけない事が理由で植栽シートを使いませんでした。


植栽シートを使うメリットは下記です。

  • 防草効果がある
  • 地面が保護される

防草効果がある

まずメリットの1つ目ですが、防草効果がある事です。

クラピアは被覆してしまえば雑草が生えにくいとされています。

しかし、そうは言っても雑草は生えてきます。さらに被覆前の状態では、雑草は生え放題です。

水やりをして土の色が濃くなってる場所が、クラピアを植えてある部分で、それ以外は雑草です…。

もし過去に戻れるなら、多少ねだんが高くても必ず植栽シートを付けているでしょう!

雑草を抜く手間と天秤にかけて考えると、確実に付ける事をオススメします。

地面が保護される

防草以外にも、植栽シートを敷いておけば砂が風で飛ばされたり、雨で流れたりする事を防いでくれます。

地面はハダカの状態だと、風や日光などで乾燥したり、雨でたたかれて固くなったりして土の状態はどんどん悪化していきます。

なので植栽シートを使うと、これらのデメリットも解決してくれます。

芝生と一緒に植えてしまった

最後に、1番大事な事をお伝えします。

絶対にクラピアと同じ場所に芝生を植えないで下さい!

繁殖スピードは芝生の「10倍」と言われるクラピア。しかし、生き残るのは芝生の方でした…。

クラピアは横に広がるので芝生を飲み込んでくれると思ったのですが、逆に年々芝生に飲み込まれていく始末。

「もっと早く対処しろよ」とお思いかもですが、私事ですが“子供が生まれて”1~2年間ほとんど庭に時間をかけることが出来ませんでした。

クラピアをほったらかしにすると…

メンテナンスフリーと言われてますが、さすがにほったらかしは、ひどいことになります。

雑草は生えまくるはイシクラゲは大量発生するは散々です…

イシクラゲ

さらにクラピアが弱っていくのにいいことに、凄まじい勢いで侵略してくる芝生!まじで脅威です。

初めは【9:1】の割合でクラピアが占めていたハズの庭が、5年経った今では【7:3】の割合で芝生が占領してます。

昔の庭の様子
シーツが干してあるのは気にしないでください(汗)….。

上の写真が【9:1】でクラピアが庭の全体を覆っていたときの写真です(クラピア栽培3年目)。

全体的にクラピアの白い花が咲いているのがお分かりでしょうか?庭のほぼ全てにクラピアが覆われているのが確認できると思います。

この状態からわずか「2年」で芝生に侵略された庭が下の写真です。

現在の庭の様子

左上の赤丸でかこんだ部分がクラピアで、それ以外がすべて芝生です。

夏はクラピアも芝生もみどり色で分かりにくいので、冬の状態の写真を載せました。

『芝生の驚異がお分かりになったでしょうか?』

クラピアは芝生に全く歯が立ちません。

ですので、クラピアと芝生を同じエリアには絶対に植えないでください!

最後に

以上が、私のクラピア栽培での失敗例です。みなさんが私の失敗を参考にして、上手にクラピアを育ててくれれば、私の失敗もムダにはならずに報われると思います。

クラピアの購入を検討のかたはこちらから。

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ぜひ、ハッピーなクラピア生活を~。



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