クラピアの成長記録と被覆までの全過程を公開

グランドカバーにどの植物を選ぶべきか迷っている方へ、私の経験が少しでもお役に立てればと思い、クラピアを「植えてから完全被覆するまで」の成長記録を写真付きで紹介します。

私が選んだクラピアは、5年前に購入したもので、花が少なく耐病性や耐寒性に優れる「K5」という品種でした。

ちなみに現在では、この「K5」よりさらに性能が向上した「K7」も販売されています。

その詳細については【2023-最新版】クラピアの新品種が登場/K3·K5·K7を比べてみた!の記事をご参照ください。

クラピアの植え付ける際、1平方メートルあたりポット苗を“4つ”使うのが標準的な目安です。

しかし、予算の関係で私はこれを少し省略し、1平方メートルあたりポット苗を“2つ”の間隔で植え付けを行いました。植え付け失敗による枯れた苗はなく、植え付け後の2週間は水を切らさないように丁寧に水やりをしました。

クラピアの植え付け
植え付け直後のクラピア

▽クラピアの詳しい植え方についてはコチラから

クラピアの植え方を徹底解説/「時期」や「間隔」など、これさえ読めば初めての方でも安心!

最初の2ヶ月間は、クラピアの成長は少し遅れがちでした。その一方で、雑草の勢いは驚異的でした。

クラピアの植え付け2ヶ月後
植え付け2ヶ月後のクラピア

この雑草処理にはかなりの労力を要し、「クラピア専用の植栽シート」の使用を検討する価値があると感じました。

これにより、雑草抑制ができるので、導入を検討される方にはオススメです。

気温が上昇し始めると、クラピアの成長速度も一気に加速しました。成長の確証が得られた段階でさらにクラピアを追加購入し、まだ空いている部分に植え付けを行いました。

植え付け3ヶ月後のクラピア

この時点での全体的な成長は非常に順調でした。

追加で植えたクラピアも順調に育ち、最初に植えたクラピアとしっかり結びつき始めました。

クラピアの植え付け5ヶ月後
植え付け5ヶ月後のクラピア

これにより、グランドカバーとしての一体感がだいぶ増してきました。

冬になると地上部分は全て枯れてしまいましたが、春になると再び緑が芽吹き出しました。

クラピアの植え付け1年後
植え付け1年後

この頃から不足している部分にさらにクラピアを移植し、一気に広がりを実感しました。

1年3ヶ月が経過した段階で、ほぼグランドカバーとしての役割を果たせるようになりました。

クラピアの植え付け1年3ヶ月後
植え付け1年3ヶ月後

その後も、さらに細かい部分にクラピアを移植し、完全被覆を目指しました。

結局、完全被覆にはなんと2年もかかりました。

クラピアの植え付け2年後
植え付け2年後

公式サイトでは「2ヶ月間で完全被覆」と記載されていますが、実際は植え付けした数の違いや無肥料での育成が影響したため、私の場合は2年を要しました…。

なので、ぶっちゃけ皆さんの参考にはならないかもです。

5年経過した現在では、去年のコガネムシの幼虫の被害で半分ほど枯れてしまい、一時は諦めかけていました。しかし、今年の春に再び元気を取り戻しました。

クラピアの植え付け5年2ヶ月後
植え付けから5年後

クラピアの強さには驚かされました。それなりに手間をかけてケアしてあげれば、クラピアは美しいグランドカバーとしてしっかり機能してくれます。

クラピアの成長記録と被覆の過程を通じて、様々な気づきや学びがありました。これからグランドカバーとしてクラピアを選ぶ方にとって、少しでも役立つ情報が提供できれば幸いです。

クラピアについて、もっと詳しく知りたい方はこちらもチェックしてみてください。↓↓

クラピアの種類はどれが最適?|全品種を徹底解説

それでは、また!

コメント

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