
グランドカバーを何にしようか悩んでる方へ、少しでも参考になるように、私がクラピアを「植えてから被服するまで」の様子をあ“写真付き”で紹介します。
最後に「メリット・デメリット」の紹介もあるので、クラピアをお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
クラピアの栽培記録
はじめに、私が“5年前”に購入したクラピアは「花が少なく」「耐病性」「耐寒性」が強いとされる【K5】という品種でした。
ちなみに現在は、私が購入した【K5】より、さらに「性能」が上がった新品種【K7】が販売されているので、気になる方はコチラの記事も参考にしてみてください»»クラピア【K5·K7】オススメはどっち!?/【K3】との比較もあり!
それでは、実際にクラピア栽培で行った様子を、“写真付き”で紹介していきます。
【2016-4】~植え付け~
植え付けの目安は「1㎡にポット苗を4つ」が基準となります。
しかし、我が家は少しケチって「1㎡にポット苗を2つ」の間隔で植え付けました。

植え付けに失敗して枯れた苗はありませんでした。植えつけから“2週間”は水を切らさないように、水やりを行います。
▽クラピアの詳しい植え方についてはコチラから
クラピアの植え方を徹底解説/「時期」や「間隔」など、これさえ読めば初めての方でも安心!
【2016-6】~2ヶ月後~
クラピアの成長はあまり見られず、それよりも“雑草”の勢いが凄まじいです…

完全に被覆するまではこの雑草の処理が1番大変でした!
雑草を抑制するクラピア専用の「植栽シート」というものが売られているので、そちらの検討をしてみてもいいかもしれません。»»クラピア栽培6年目にして後悔していること/3つの気をつけるポイントを紹介
【2016-7】~3ヶ月後~
気温が上がるにつれて、順調に広がりをみせています。

しっかり成長するのを確認できたので、さらに“追加”でクラピアを購入し、写真の上部にも植え付けを行いました。
【2016-9】~5ヶ月後~
追加で植えたクラピアも、枯れることなく順調に育っています。

ようやく離ればなれだったクラピアがくっつきだしました。
【2017-4】~1年後~
冬になると地上部は全て枯れましたが、春になりまた緑に芽吹き出しました。

この頃から、足りない部分にどんどんクラピアを移植して、一気に広がりを見せました。
【2017-7】~1年3ヶ月後~
ほぼ被覆完了です。

細かい部分にも移植して更に完全被覆を目指します。
【2018-4】~2年後~
完全被覆しました~!!

公式サイトには“2ヶ月間”で完全被覆と記載されていましたが、我が家の場合“2年”もかかってしまいました。
しかし、これは植え付けた数の違いや、無肥料で育てていた事などが要因になっていると思うので、あまり参考にはならないと思います。
【2021-6】~5年2ヶ月の現在~
去年コガネムシの被害に会い、半分くらい枯れてしまい諦めかけていましたが、今年の春にはちゃんと回復してくれました。

改めてクラピアの強さに驚きました。
手間をかけてあげれば、もっとキレイになると思います。
5年間育ててみて感じた「メリット」「デメリット」

ここからは実際に「5年間」育ててみて感じた“メリット・デメリット”を紹介していきます。
メリット
クラピアを育てて感じたメリットは“3つ”あります。
・水やり&草刈りの手間がかからない ・雑草が生えにくい ・歩きやすい
それでは、一つずつ解説します。
水やり&草刈りの手間がかからない
初めの年は水やりをしていましたが、翌年以降は一切水やりは行いませんでした。
さすがに真夏に雨が何十日も降らなかった年は一部枯れたりもしましたが、雨が降ればまた回復し、完全に枯れることはありませんでした。
草刈りは一年に「2~3回」やる程度で芝生に比べると断然ラクです。
ちなみに私が使用している草刈り機です↓
4年使用していますが、特に問題なく今でも現役バリバリです。
ブロックなどの際の部分はナイロン製の草刈り機があると便利です。
これなら安心してキワを攻めることが出来ます。
雑草が生えにくい
しっかり生え揃ってしまえば、確かに雑草も生えにくくなるように感じます。
ただし、やはり完全に抑えられるわけではなく、特に芽吹き初めの春先などは雑草の勢いが強いため、草むしりは必須です。
歩きやすい
クラピアは上には伸びず、葉っぱも柔らかいため歩いた時に全く邪魔になりません。
我が家は部分的に芝生を植えているのですが、芝生だとモサモサして歩きにくいのに比べて、クラピアは断然歩きやすいです。
あとは公式サイトにあるように、「真夏の温度が上昇しにくい」ことや「土壌の流出が起きない」などのメリットもあります。
デメリット

続いてデメリットの紹介です。デメリットと感じたことも“3つ”ありました。
・病害虫の被害に遭う ・手間がゼロではない ・コストがかかる
解説します。
病害虫の被害に遭う
これは植物を育てるなら避けては通れない事ですが、我が家の場合、5年間で“白絹病に1回”、“コガネムシの幼虫被害に1回”遭いました。
白絹病はかかった部分を切り取り、その後復活しました。コガネムシは諦めてほったらかしにしていましたが、なかなか改善しません。
子供がまだ小さいので薬剤を使ってませんが、もう少し経ったら使いたいと思います。
それとクラピアは花が咲くので、蜜蜂が集まってきます。蜜蜂はほっとけば攻撃もしてこないので問題ありませんが一応デメリットに載せておきます。(刺されたことは一度もありません)
手間がゼロにはならない
水やりはしなくても問題ありませんが、草刈りと雑草の草むしりは年に「2~3回」は必要になります。
コンクリートや人工芝などの人工物に比べると手間はかかりますが、芝生などの植物に比べると手間は少ないと思います。
下記の商品を使えば雑草の抑制に繋がるのでお財布に余裕がある方にはオススメです。
※ちなみに、私がクラピア栽培で1番後悔していることは、この製品を買わなかったことです。
ここをケチらなければ、雑草も生えないし、もしかしたらシートがあるお陰でコガネムシも地面に卵を産めず、幼虫対策になっていたかもしれません…。
クラピアが育った後からでは敷く事が出来ないので、後悔しかありません。
手間をなるべくかけたくない方には必須アイテムです!
値段が高い
1ポット「550円」するので範囲が広いとそれなりの出費になります。
我が家の場合、20m×30m位の庭に対して、48ポット(26,400円)購入しました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
クラピアの被服にはかなり時間がかかってしまいましたが、推奨通りのやり方で行えばそこは解消されるので問題はないでしょう。
あくまで「ぐうたら人間」が行う、ほったらかしのクラピア栽培の成長記録でした…。
それと、「メリット」「デメリット」を紹介しましたが総合的にみて、個人的にはクラピアを購入してとてもよかったと思っています。
見た目もよく、裸足でも気持ちがいいので屋外に出るのが楽しみになりますよ。
クラピアについて、もっとくわしく知りたい方はこちらもチェックしてみてください。↓↓
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