クラピア栽培7年目にしての後悔/植える前に必ず見て下さい!!

クラピア栽培歴7年目にして、とても後悔していることがあります。それは…

クラピアを植え付ける前にちゃんと土壌改良しておけば良かった…。

クラピアが育った後に土壌改良をしようとすると、せっかく育てたクラピアをはがしてからやらないといけないので、植える前にしっかり土壌改良をしないと、私のように後悔するハメになります…。

クラピアを7年間育てていて、なぜ今さらになって後悔したかというと、今までの6年間はクラピアが“元気いっぱい”に育っていたのに、今年になってからクラピアが全然元気がなくなってきてしまったからです。

その原因を考えてみたところ「水はけが悪い土壌」が原因だと推測し、始めにしっかり土壌改良をしていなかった事を後悔したという流れです。

それでは詳しい経緯を説明していきます。

クラピアは成長スピードが早いことが特徴の1つですが、今年の我が家のクラピアは、今までの年に比べてほとんど成長しませんでした。

前年までのクラピアだったら、ブロックをよじ登ったり、下が砂利でも関係なく伸びていったりと、それはもう元気いっぱいに育っていました。(それはそれで大変ですが…)

ブロックを登るクラピア
ブロックをよじ登るクラピア
砂利の上に伸びるクラピア
砂利の上に伸びるクラピア

それに比べて今年のクラピアは元気がなく、去年コガネムシの幼虫にやられて枯れてしまった部分を1年かかっても覆う事が出来ない程の成長スピードでした。

害虫被害にあったクラピア
害虫被害にあったクラピア

赤丸の部分がコガネムシの幼虫にやられた箇所です(大きさは1㎡もないです)。

本来のクラピアのポテンシャルなら、この程度の隙間なら簡単に埋めてくれるのに、1年経ってもほぼ変化がないくらい今年の成長は“ひ弱過ぎ”でした。

クラピアが育たない主な原因は下記の通りです。

  • 肥料不足
  • 水のやりすぎ
  • 水はけの悪い土壌
  • 日照不足
  • 気温の低下

以上の「5つ」がクラピアが育たない主な原因なのですが、この中で我が家のクラピアに当てはまるのが『③水はけの悪い土壌』だけなのです。

今年は肥料もあげたし、基本的に水やりはしないし、日当たりもいい場所だし、猛暑だったので気温の低下も考えられません。

なので『水はけの悪い土壌』が、我が家のクラピアが育たなかった“1番の原因”と推測出来るわけです。

クラピアにとって理想の土壌とは、「排水性」が良く、適度に「保水性」のある土です。

「排水性」と「保水性」のバランスがいいと植物が根から栄養を吸収しやすく、水が溜まらないので根腐れも起こりにくいという特長があります。

水はけが悪いと過湿状態が続く影響で、土壌中の空気が不足します。酸素不足になると根の呼吸を妨げてしまうため、根腐れの原因となります。

根腐れの原因の多くは排水性の悪さが影響しています。

水はけの悪い土壌を改善するには、いくつかの方法があります。

  • 斜面をつける
  • 土壌改良する
  • 暗渠(あんきょ)排水を作る

この中で素人でも簡単に出来てオススメなのが「土壌改良するです。

土壌改良は、「砂」や「腐葉土」などを混ぜるだけで済むので、簡単に改良することができます。

やり方

「排水性」の良くない粘土質の土壌の場合は、土の表層15㎝に対して20%の“川砂”を入れて混ぜてあげると効果的でしょう。

ちなみに、公式サイトに下記のような説明が記載してありました。

経年のうちにますます土が締まっていきますので、初年度広がっても年々生育が悪くなることもあります。

引用:https://kurapiajapan.com/pre/soil/

まさにその通りや…。

保水性のない土壌とは、水はけが良すぎて乾燥しやすく、肥料を与えても水分と一緒に流れてしまうため、必要な栄養分を土にとどめておくことができません。

解決方法

「保水性」の良くない“砂質”の土壌の場合は、地表面15㎝に対して、20%の改良土(花用の園芸用土)を入れて混ぜます。

本来ならば、固くなった土を耕して柔らかくしてから、土よりも粒子の荒い砂や腐葉土を混ぜてあげる事がベストなのですが、せっかく育てたクラピアをはがすわけにもいかないので、応急措置をします。

「ローンパンチ」が1番効果的だと思いますが残念ながら私は持っていないので、電動ドライバーにドリルを付けて地面に穴を開けました(こんなやり方をする人はいないと思いますが…)。

電動ドライバーを地面に刺す様子

電動なのでドリルが高速に回転してくれるおかげで、簡単に“ズブズブ”と地面に刺すことができ、意外と効率は良かったです。

穴をあけた後

穴をあけ終わったら、その上から砂をまきます。今回は水はけの改善なので、安価な“砂”を使用しました。

今回使用したただの砂

本来であれば、土の中に堆肥や有機質を加えて、土を腐植化・団粒化して土壌改良したいところですが、クラピアが育ってしまった状態ではどうにもなりません…。

とりあえずこれで様子を見てみようと思います。

砂を撒いた後

今は冬の時期なので、クラピアはすでに枯れて休眠しているので、砂に埋もれてしまっても特に気にはしませんでした。

雨が降ればもっと馴染んでくるだろうし、逆に砂があることで日光を遮断して雑草が生えにくくなってくれる事を少し期待もしています。

クラピアが元気に生長して満足出来る庭を保つには、「土づくり」がとても重要だと今になって実感しています。

クラピアを植え付けてから後悔しても遅いので、事前に“土壌改良”してから植えることを強くオススメします。

それでは後悔のないクラピア生活をぜひ~!

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