クラピアが雑草対策にいいって聞いたけど実際どうなんだ?
そんな悩める人に、クラピア栽培“6年目”になる私が、実際の庭を紹介しながら詳しく説明していきます。
先に言っておきますが、私はかなりぐうたら人間で「クラピア」もズボラ管理なので、几帳面な方にはあまり参考にならないかもしれません…
クラピアの雑草対策の効果は?
“百聞は一見にしかず”ってことでまずは実際に自宅のクラピアの様子を見てもらいましょう。
上の写真は、クラピアが密に生え揃っている状態の写真です。
地面をしっかり被覆していれば、雑草が生える隙間がなくなり雑草対策としてかなり有効かと思われます。
クラピアが雑草対策になるのは、しっかりとお世話をしてあげて、クラピアの特性である“地表面を密に覆っている状態をキープしてあげること”が条件になります。
逆に、地表面を密に覆っている状態をキープ出来なければ、クラピアの防草効果は著しく下がってしまいます。
雑草対策にならない時期
クラピアは冬になると地表面は枯れてしまいます。ただ、雑草も冬の間はほとんど生えてこないので問題ないのですが、暖かくなり出してくる「3月頃」が1番厄介です!
次の写真は、「3月31日」の自宅のクラピアを植えてある庭の写真です。
相当ひどいですね…。
3月のこの時期のクラピアは、新芽が出始める頃ですが、まだ枯れてる部分の方が圧倒的に多いため、地表面を完全に被覆出来ていません。
なのに、気温は暖かくなり始めてるので雑草の勢いは凄まじく、この時期のクラピアでは全くといっていい程雑草を抑える事は出来ていません。
ただ、ここまで雑草まみれになってしまったのは他にも理由があります。
なぜこんなことに?
我が家でクラピアが雑草まみれになってしまった原因は次の通りです。
1つずつ解説します。
雑草を抜くことを辞めた
私は、雑草抜きが手間がかかりすぎてめんどくさくなったので、去年から雑草を抜くことを辞めました。
その代わり、芝刈機で刈り込みはするので、その時にクラピアと一緒に雑草も刈り取ってしまおうという作戦です。
ズボラな私も初めのうちは頑張ってお手入れしてましたよ↓↓
手入れしたクラピアはホントにキレイです。葉っぱも柔らかくて裸足で歩っても気持ちがいいし、とてもオススメです!
なので、放置せずに小まめに雑草を抜いていれば、あそこまでひどくなることはなかったでしょう。
コガネムシの幼虫の被害にあい、地上部が枯れてた
地上部が密に覆われているからこそ、雑草が生えるスペースがなくなり雑草の抑制につながります。
なので、地上部が枯れて土がむき出し状態になってしまえば、雑草も生え放題ですよね。
ここまで枯れる前に薬剤などでしっかり対処していればここまで被害に遭うこともなかったと思います。
ただ、我が家には小さい子供がいたので、なるべく薬剤を使いたくないという事もありこのような結果になってしまいました。(いや、本当はただめんどくさかっただけですかね…。)
クラピアの防草効果
結果、クラピアの防草効果はというと「3月~4月」は正直しんどいです…。
枯れた状態のクラピアが再び緑に変わり地面を被覆するまではかなり雑草が生えてきます。それ以降はクラピアが優位になり比較的ラクにはなってきます。
それでも雑草がゼロになることはありませんけどね…。
さて、ついでに「芝生」と「人工芝」の防草効果も見てみましょう。
芝生の場合
芝生にも雑草は生えます。クラピアの「3月~4月」に比べると生えにくいですが、それ以外は一緒な気がします。
ただ、クラピアに比べて葉っぱに高さがある分、手で雑草を抜くのは大変です。
人工芝の場合
人工芝も施工してから6年目になりますが、年々雑草が増えてきているように思えます。
それでも、クラピアや芝生に比べると全然生えてきません。人工芝からは雑草は生えず、継ぎ目などのすき間から生えてきます。
ただし、これは人工芝の施工のクオリティによって差があるかもしれません。
雑草対策に1番オススメなのは?
雑草対策に1番効果があったのはダントツで「人工芝」でした。きっと防草シートを使っているから雑草も生えにくいのでしょう。
クラピアと芝生はそこまで大きな差はないと思われます。
まとめ
クラピアの雑草対策としての効果は、雑草が芽吹き始める「3月~4月」は、ほとんど防草効果はありませんでした。
その後は、しっかり手入れをしてクラピアが緻密に地表を覆ってくれれば、雑草が生えにくくなり防草効果は高いです。
なので、雑草対策にクラピアをおすすめするかというと、状況によって変わってしまうので正直そこまでオススメは出来ないかもしれません。
ただ、クラピアにはそれ以外のメリットも多々あることもお忘れずに!
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