クラピアの夏の水やり頻度について、実際に枯らしてしまった経験を踏まえて解説します。
夏の水やり
クラピアの夏の水やりは、2年目以降は根が広がって乾燥に強くなっているので、ほとんどやらなくても大丈夫です。
むしろ、あげすぎると蒸れて病気にもなりやすくなるので、“乾燥気味”に育ててあげた方がいいです。
販売元の情報では、『繁茂した後は真夏で2週間雨が一切降らなくても潅水は不要』とのことですが、体感的には“3週間くらい”なら真夏のカンカン照りが続いても問題ありません。
ただし、それ以上はさすがのクラピアも枯れてくる場合があるので注意が必要です。
クラピアと芝生の比較
次の写真は、夏に雨が降らずにカンカン照りが3週間続いた時の我が家の「クラピア」と「芝生」の状態です。(水やりは一切していません)
左側が「芝生」で、右側が「クラピア」です。
見てわかる通り、左の「芝生」は茶色くなって枯れてしまっているのに対して、右の「クラピア」は枯れることなく緑色で元気ですね。
3週間水やりをしないと、「芝生」は枯れてしまいますが、「クラピア」は問題ないことがわかると思います。
芝生よりもクラピアの方が、乾燥に対してだいぶ強いのがわかりますね。
いや、そもそも水やりしろや…。
よって、クラピアの夏の水やりは、3週間に1度でも十分ということになります。
しかし、土壌環境の違いによって3週間未満でも枯れてしまう場合もあるので、状況によっては注意が必要です…。
クラピアが枯れた原因
我が家の場合、雨が降らずに猛暑日が3週間も続くという状況になった事がありました。
上記で説明した通り、それだけならクラピアが枯れることはないのですが、今回はそれにプラスして、タイミング悪く“刈り込み”を行ってしまった事が枯れてしまった原因だと思われます。
“刈り込み“自体はクラピア栽培にとっては、とても重要な作業なのですが、今回に限っては悪影響を与えてしまったのかもしれません。
「刈り込みによるダメージ」+「極度の乾燥」により、1つ1つなら問題ない事でも、2つが重なってしまったために今回の枯れが生じたと判断しました。
実際に、枯れてしまったその日から「3日に1度」の水やりを開始してみたところ、枯れが広がる事はなく、みるみるうちに回復してきました。
上の写真は、クラピアが枯れてから水やりを始めて「2週間」たった時の様子です。
茶色く枯れた葉はなくなり、全体的に黄色く変色していた葉っぱも青々としているのがわかると思います。
今回の枯れた原因が、「刈り込み」と「乾燥」によるものだと思った経緯は下記です。
この事から、やはり枯れた原因は「刈り込み」+「乾燥」によるものだと考えるのが妥当だと思われます。
水やりの時間帯
夏の水やりは昼間を避けて、“朝か夕方”にやることが基本です。どちらかというと朝の水やりがオススメされていますが、私は毎回夕方(17:00~18:00頃)にあげていましたが全く問題ありませんでした。
ここ最近の夏は、朝から気温がとても高いため、個人的には夕方にあげたほうがいいような気もします。
結論
私のような「ぐうたら人間」は、3週間ほったらかしでもクラピアが枯れることはないので、真夏でも3週間に1度の水やりで大丈夫です(クラピアの成長を考えると1週間から2週間に一度の水やりがいいかもしれません)
ただし、「土の保水力」や「気候」などは場所によって全然違うので、あくまでも参考程度にお考えください。実際はご自身の植えてあるクラピアの状態を良く観察し、葉っぱの色などの変化を見極めて水やりをするのが1番です。
それと、“刈り込み”を行った後だけは、しっかり水やりをして、弱ったクラピアをいたわってあげて下さい。
そもそもクラピアは、太陽光パネルの下などにも使われるような植物なので、水やりをしなくても十分育つ強い植物なのです。
今回の内容に注意して、夏のクラピアの水やりを行ってみてくださいねー。
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