クラピアは“植えてはいけない”と言われているけど、実際はどうなの?

「クラピア」で検索すると“植えてはいけない”って出てくるけど、実際どうなの?

そんな疑問にお答えします。

自己紹介

クラピア栽培歴7年

基本ぐうたら人間

私はあまりマメな性格ではないので、基本的には“ほったらかし”でクラピアを育てていますが、そんな私の7年間の経験を元に、クラピアは本当に“植えてはいけない植物なのか?”について解説していきます。

クラピアは植えてはいけないの?

結論から言うと…『植えても問題ありません!!

いや、むしろドンドン植えてくださいって感じですよ!

では、なぜ“植えてはいけない”なんて事がネットで言われているのでしょうか?

原因を探ってみると、それには“2つ”の要因があるようです。

なぜ“植えてはいけない”と言われている?

クラピアが“植えてはいけない”といわれている原因は、下記の2つから来ているようです。

・繁殖力が強い
・ヒメイワダレソウと勘違いしている

上記の「2つ」が原因で、クラピアを“植えてはいけない”といったイメージがついてしまっているみたいです。

たしかに「繁殖力が強い」と聞くと不安になるのも分かります。なので、これらの原因に関してもう少し深掘りして詳しく解説していきましょう。

繁殖力が強い(成長スピードが早い)

繁殖力が強いと、周りに植えた花などを飲み込んでしまう恐れや、入って来て欲しくない場所にまでクラピアが侵入してきてしまったりと、管理するのが大変なイメージがあると思われます。

確かに、その通りです…。

ブロック屏などの高さがあるものでも、クラピアは上に向かって伸びていってしまいます。

ブロックをよじ登るクラピア

更に、地面が土ではなくコンクリートでもお構いなしに伸びる始末です…。

コンクリートにも伸びるクラピア

なので、“繁殖力が強いと大変そう”というイメージがあるのも納得出来ます。

しかし、それは芝生などの他の植物にも言えることで、手入れを怠っていればどのグランドカバープランツでも同じような事態になる可能性はあります。

逆に繁殖力が弱いとどうなる?

では、グランドカバーを目的として植えているのに、繁殖力(成長スピード)がなかったらどうなるでしょうか?

それはそれで雑草に負けてしまったり、密度がなくなって“スカスカ”になってしまったりと、1面キレイなグランドカバーになんかなりませんよね!

グランドカバープランツとして考えると、この繁殖力が強い(成長スピードが早い)事は“メリットと捉える方が正しい”のです。

ぐうたら人間の私でも、手におえない程の繁殖力かと言うと全くそんなことはなく、基本的に“ほったらかし栽培”ですが、なにも問題ありません。

むしろ、自宅の庭では「芝生」の繁殖力の方が強く、逆にクラピアが飲み込まれてしまっている程です。

それはそれで困ってるんですけどね…。

ヒメイワダレソウと勘違いしている

クラピアが“植えてはいけない”と言われているもう1つの原因が、「ヒメイワダレソウ」と勘違いしている事です。

「クラピア」と「ヒメイワダレソウ」は似て非なるモノです。

・ヒメイワダレソウ:東南アジア·南米原産

・イワダレソウ:日本原産

そして「クラピア」は、“日本原産”の「イワダレソウ」を品種改良したものです。

タネで増えてしまう「ヒメイワダレソウ」は、 “重点対策外来種” に指定されており、販売はされていますが増えすぎてまう為、育てる場合には注意が必要です。もし植える場合は、隣家などにタネが飛んでトラブルにならないよう気をつけましょう。

一方で、「クラピア」はタネを付けないので、予想外の場所に広がりすぎる事はなく、安心して庭に植えることが出来ます。

▽もっと詳しく比較した記事はコチラから

『クラピア』と『ヒメイワダレソウ』(リッピア)の違い/どっちがオススメ?

なので、「ヒメイワダレソウ」だったら上記で紹介したように、“植えてはいけない”場合があるので、そんなヒメイワダレソウに似ている「クラピア」も、“植えてはいけない”といったイメージが付いてしまったと考えられます。

まとめ

「クラピア」が“植えてはいけない”と言われている理由は、勘違いから来てるものだと理解してもらえたでしょうか?

「イワダレソウ」を品種改良して、グランドカバー用に特化して作られた「クラピア」は、グランドカバープランツとしてはかなり優秀な植物であり、決して植えてはいけない植物なんかではありませんよ。

なので、皆さんも心配せずにドンドン「クラピア」を植えてみてくださいね!

▽クラピアについてもっと詳しく知りたい方はコチラを参考にどうぞ

【2023-最新版】クラピアの新品種が登場/K3·K5·K7を比べてみた!

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