『クラピア』と『ヒメイワダレソウ』(リッピア)の違い/どっちがオススメ?

庭のグランドカバーを考えてるけど、『クラピア』と『ヒメイワダレソウ』って何が違うんだろう…?

そんな疑問にお答えします。

『クラピア』と『ヒメイワダレソウ』はここが違う

『ヒメイワダレソウ』は南米原産の外来種、『クラピア』は日本産の“イワダレソウ”の改良品種です。

まてまて、“イワダレソウ”ってなんぞや?

“イワダレソウ”は日本でも自生している植物で、繁殖力が芝生の「10倍」ともいわれ、グランドカバーに適した植物です。

そんな“イワダレソウ”を品種改良して、よりグランドカバーに適した形にしたものが『クラピア』です。

更にいうと、クラピアはいくつか品種があり、『イワダレソウ』と『ヒメイワダレソウ』を掛け合わせた交配種のクラピアもあります。

イワダレソウ】≒【ヒメイワダレソウ】<【クラピア

こんな感じの相関図になります。

「イワダレソウ」と「ヒメイワダレソウ」は、ほとんど同じような特徴で、『クラピア』はその2つに比べるとグランドカバーとしてかなり優秀という事になります。

違いを比べてみた

天秤

『クラピア』と『ヒメイワダレソウ』の違いを表にまとめてみました。

クラピアヒメイワダレソウ
《草丈》低い高い
《値段》高い安い
《タネ》つけないつける
《密度》緻密隙間あり

値段以外はクラピアに軍配が上がります。

より良くするための品種改良なんだから、当然そうなるやろ。

それでは少し深掘りしていきます...。

クラピアは草丈が低い

クラピアの方が背が低いのでよりグランドカバー向きです。刈り込みの回数も少なくてすむし、密に生えるので防草効果が高まるのもポイントです。

クラピアは値段が高い

『ヒメイワダレソウ』はホームセンターなどで1ポット“200円以下”で売っているのに対し、『クラピア』はネット通販だけの販売で、1ポット“500円”ほどで売られています。

クラピアは値段がお高いのがネックですね…。

クラピアは種をつけない

植物の特徴としては大変似ていますが、一番の大きな違いはクラピアは種をつけないので「繁殖ができない」という事です。

これにより管理がしやすく、タネが飛んで不要なところから生えることもないので、“ご近所トラブル”も避けられます。

結局どっちがオススメ?

『クラピア』と『ヒメイワダレソウ』どっちがオススメかというと、間違いなく『クラピア』です。

クラピアは値段が高いのがマイナスですが、グランドカバーの意味(防草、景観、手間)をよく考えてみればわかると思います。

値段が安いからといって『ヒメイワダレソウ』を買ったら、満足な結果は得られず、必ず後悔するでしょう。

自宅に植えてあるクラピアの写真

上の写真のように、草丈が短く、密に育ったクラピアは、グランドカバーとして最高です!

クラピアは成長スピードがとても早いので、少ない数から始めてコストを押さえることも可能です↓↓

クラピアで完全被覆するまでの流れを解説【グランドカバー】

なので、せっかく手に入れた庭をキレイに彩りたいなら間違いなく『クラピア』一択です!

クラピアの品種をまとめた記事もあるので、何を買えばいいか迷った方はぜひ参考にどうぞ↓↓

【2021-最新版】クラピアの新品種が登場/K3·K5·K7を比べてみた!

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