「クラピアって雑草に負けることあるの?」
「せっかく植えたのに雑草だらけになったら意味ない…」
そんな疑問に、『クラピア栽培歴7年』のぐうたらガーデナーの私が、実体験をもとに詳しくお答えします。

クラピアは雑草に負ける?結論 | 条件しだいで変わります
「クラピアは雑草に強い」とよく言われますが、条件によっては雑草が勝つこともあります。
とはいえ安心してください。
クラピアが育ちやすい環境を整えてあげれば、雑草をほとんど寄せつけません。
つまり――
クラピアが密に生えて元気な状態を保てば、雑草には負けない!
この「密な状態」をどう作るかが、最大のポイントになります。
雑草に負けないクラピアの状態とは?
クラピアが地面をびっしり覆っている状態が理想です。

この状態だと、雑草が入り込む隙間がほとんどなくなります。
- 光が地表まで届かない
- 土の養分をクラピアが先取りする
これらの理由で、雑草は生えにくくなります。
では、その「密なクラピア」を育てるにはどうすればいいのでしょうか?
クラピアを密に育てる2つのコツ
クラピアを雑草に負けないほど密に育てるには、以下の2点がとても大事です↓
① しっかり刈り込む
定期的に刈り込むことで、クラピアはより密に育ちます。

地面が見えないくらいまで繁ると、雑草がほぼ生えません。
② よく踏んであげる
人が歩くなどして軽く踏むことで、クラピアはさらに強く密に育ちます。
クラピアは踏まれることで成長が促される珍しい植物なんです。
写真:我が家の刈り込み後のクラピア
地面がほとんど見えないほど密に育っていて、雑草取りの手間はほぼゼロ。
- 日当たりのいい場所に植える
- 水はけのよい土にする
- 刈り込みを行う
クラピアが雑草に負けてしまう2つの状態
クラピアが雑草に押されるのは、主に次の2つのパターンです。
- 休眠期(冬〜春先)
- 密に生えていない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
① 休眠期(冬〜春先)
クラピアは常緑ではありません。
冬になると地上部が茶色く枯れ、「休眠期」に入ります。

問題は春。
雑草が勢いよく生え始める3月中旬〜4月中旬は、クラピアがまだ休眠から完全に目覚めていない時期です。

クラピアが芽吹く前に雑草が一気に増え、見た目が少し残念に…。
ただし、5月以降にクラピアが成長を始めれば、自然と雑草を覆い尽くしてくれます。
② 密に生えていない場所
クラピアがスカスカだと、その隙間から雑草が生えてしまいます。
原因としては次の3つが考えられます↓
植えて間もない時期
植えたばかりの時期は、どうしても隙間が多くなります。

その間に雑草が入り込むことはよくありますが、2年目以降にほぼ解消されます。
虫や病気で枯れた場所
白絹病やコガネムシ被害などで部分的に枯れた場所は、雑草の温床になります。
被害を見つけたら、すぐに補植や薬剤対応を行いましょう。
生育不良
栄養不足、水はけ不良、日照不足の場所ではクラピアが育ちにくく、結果的に雑草に負けやすくなります。

雑草に負けないクラピアを育てるコツまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 刈り込み | 定期的に短く刈る |
| 踏み固め | 適度に踏むと密になる |
| 日当たり | 明るい場所を選ぶ |
| 水はけ | 良い土壌環境をつくる |
| 追肥 | 年1回の軽い施肥で十分 |
これらを守るだけで、雑草取りの手間が激減します。
「密に育てる」ことが一番の防草効果です。
結論 | クラピアは雑草に負けない。ただし、育て方しだい!
『クラピアは雑草に負けてしまうのか?』という問いに対する答えは、こうです↓
- しっかり密に育っていれば負けない◎。
- スカスカで放置していれば負ける✕。
つまり、育て方しだいで結果が大きく変わるということ。
どんな植物でも、少しの手間と愛情をかけてあげることで、美しい庭に育ちます。
クラピアも例外ではありません。
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私が今までクラピアを育てた経験で、最も雑草に強くて管理が楽だと感じるのがクラピアK7です。
草丈が低く、密に育ちやすいので、雑草が生えるスキがほとんどありません。
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まとめ
クラピアは雑草を抑える力が非常に強いグランドカバーですが、
その力を最大限に引き出すには「密に育てる」ことが重要です。
- 刈り込み・踏み固めを意識する
- 冬〜春先は少しだけ雑草対策をする
- 日当たり・水はけを整える
この3つを意識すれば、雑草取りいらずの美しい庭を維持できます。
クラピアは“育て方次第で雑草知らずの庭を作れる最強のグランドカバー”です。


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