【葉付きニンジン】はなぜスーパーに売っていないのか?手に入れる方法も紹介

「葉付きニンジンってなんで売ってないんだろう?

どうすれば手に入る?

そんな疑問に答えます。

葉付きニンジンが売っていない理由

実は根菜類は、葉っぱの方が“栄養が多く含まれている”のです。

では、なぜそんな“主役”になってもいいような葉っぱが売られていないのでしょうか?

その理由は「3つ」あります。

  • 鮮度が落ちる
  • 手間がかかる
  • 流通コストがかかる

1つずつ解説します。

鮮度が落ちる

葉っぱ付きのままだと、根である本体から水分や栄養を奪ってしまい、本体の劣化が早まってしまいます。

さらに葉っぱ自体の鮮度の劣化は“本体よりも早く”、すぐにしおれてしまいます。

もしスーパーに“しなしな”になった葉付きニンジンが置いてあっても、買いたいとは思いませんよね…。

なので、スーパーで見かけることはほとんどないのです。

手間がかかる

葉っぱがついていないニンジンを洗う場合は、機械に入れてまとめて洗う事が出来るのですが、葉付きの場合はそうはいきません。

わさわさした細かい葉っぱから、“虫や汚れ”を取って、さらに“枯れた葉っぱやしおれた葉っぱ”を取り除きキレイに梱包するのはとても「手間」と「時間」がかかるのです。

なので葉付きのまま野菜を出荷するということは、とても“コスパが悪い”ということになります。

流通コストがかかる

“葉付き”のままだと、“葉なし”に比べてサイズが倍になってしまいます。

そうなれば、持ち運びも大変になるし、スペースをとってしまい、“流通コスト”も上がる事になります。

以上の『3つ』が、「葉付きニンジンがスーパーに売っていない理由」になります。

理由を知れば、葉付きニンジンが流通していない事にも、納得していただけたのではないでしょうか?

そりゃ、葉付きニンジンを見ないわけだ…

葉付きニンジンのメリット

ニンジンの葉は、根の部分に比べて“ビタミンCやカリウム、カルシウム、鉄など”が多く含まれています。

さらに、人参の葉は口の中に入れた時の風味が根の部分とは大きく異なり、“ハーブ”のような香りがします。

ニンジンの根と葉と一緒に“かき揚げ”にすると、とてもおいしいですよ。葉のハーブのような爽やかな香りをぜひ感じてみてくださいね。

“ニンジンの根のかき揚げ”は食べない我が家の息子も、“ニンジンの葉のかき揚げ”はパクパク食べてくれる程です。

葉付きニンジンを手に入れる方法

それでは、『葉付きニンジンを食べた~い』って方に、葉付きニンジンを手に入れる方法を3つ紹介します。

・農産物直売所
・家庭菜園
・レンタル畑

1つずつ見ていきます。

野菜直売所

直売所はスーパーと違い、“生産者が直接持っていく”ので、店頭に並ぶまでの時間を極力短くすることが出来ます。

そのため、収穫したものをすぐ店頭に並べる事が可能になり、店頭に置いておける時間が短い葉付きニンジンでも、直売所なら売られているケースが多いのです。

それ以外にも、「朝一」や「ネット通販」でも葉ニンジンを取り扱っている場合があります。

家庭菜園

家庭菜園で自分でニンジンを育てれば、当たり前ですが葉ニンジンは手に入ります。

私自身が家庭菜園をしていて良かった点はたくさんあるのですが、その中の1つがこの“葉付きニンジンが収穫出来る”ことです!

収穫した間引きニンジン

ニンジンは密集させてあげた方がよく育つので、たくさん植えて大きくなるにつれ“間引き”していきます。

その時にでた葉付きの“間引き菜”を余すことなく使えることは、家庭菜園でしか味わえない“醍醐味”とも言えるでしょう。

レンタル畑

「家庭菜園をやるスペースがない」って方には、小さいスペースからでも畑を借りられるレンタル畑というサービスがあります。

アドバイザー付きで、初心者でも簡単に野菜を収穫することが出来るので、興味のある方は活用してみるのもいいかもしれません。

なお、おすすめレンタル農園は「無料あり!家庭菜園初心者の僕がオススメする貸し農園3選」にまとめていて、無料見学会とかも多いので、検討してみてもいいかなと思います。

最後に

ニンジンの葉は、根が完全に成長してしまうと固くなってしまうので、まだ根が成長する前に間引きして収穫した“間引きニンジン”がもっとも食用には適していると言えるでしょう。

ですので、やはりオススメは“家庭菜園”をして自分で作るのが1番いいかと思われます。

ぜひ1度、葉ニンジンを食べてみてください。その美味しさに“ハマること間違いなし”です!

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