僕が育てたグランドカバー7種類【なにを植えようか悩んでる人は必見】

グランドカバーを何にしようか悩んでる方へ。

実際に僕が育てた「7種類」のグランドカバーの感想を“独断と偏見”で紹介します。

僕が育てたグランドカバーは次の通りです。

  • 芝生
  • クラピア
  • ダイカンドラ
  • 芝桜
  • 玉龍
  • モリムラマンネングサ(セダム)
  • ブルーカーペット(コニファー)

上記グランドカバーを庭に植えてから、長いもので「6年」の年月が経ちます。

「6年」も育てていれば、いいところも悪いところも見えてくるので、これからグランドカバーを何にしようか悩んでる方は、ぜひ参考にしてみてください!

グランドカバーと一言でいっても、庭全体の広い範囲を覆うのに適したタイプと、部分的に覆うだけのタイプの2種類があります。

まずは広い範囲を覆いたい時に使えるグランドカバーの紹介です。

  • 芝生
  • クラピア
  • ダイカンドラ

上記3種類のグランドカバーが広い範囲を覆い、踏みつけにも強いタイプなので、庭全体を覆いたい場合に活躍してくれます。

まずはグランドカバーの王道でもある芝生です。

芝生の庭
自宅の芝生の庭

ちなみに、芝生の栽培歴は「6年」です。

芝生は一般的に手入れがめんどうとされていますが、僕のように手入れを怠っても枯れるわけではないので管理は「意外とラク」です。

僕が行っている手入れと言えば「草刈り」と「草むしり」を年に数回やるだけ。

水やり、エアレーションなどの世話は一切やらず“ほったらかし”です。

肥料も与えてません。

キレイかと言われればそこまでではないかもしれませんが、グランドカバーとしての機能だけを考えるならぜんぜん問題なしです。

デメリットは、繁殖力が強すぎて、いろんな所に増えていく事です…。マジで想像以上に増殖します。

メリットデメリット
・安価
・意外と手入れは必要ない
・繁殖力強め
・チクチク&モサモサの感触がイヤ

オススメ度(3.5)

評価 :3.5/5。

グランドカバーとしては優秀、しかし手入れをしっかりしないとモサモサして歩きにくくなる…

なのでぐうたら人間には少しレベルが高いです…

クラピアの庭
自宅のクラピアの庭

芝生と同じく栽培歴は6年ほど。(数年前の庭は、写真のようにほぼクラピアだけだったのですが、繁殖力の強い芝生に飲み込まれ、現在ではほぼ芝生だけの状態になっています…。)

ローメンテナンスと言われるクラピアですが、芝生と同じ場所に植えてることもあり、手入れは芝生とほとんど同じです(年に数回の草刈りと草むしりだけ)

デメリットは、他と比べて高価なことです。1㎡で2,200円かかります。芝生は安くて400円/㎡で出来るので、芝生に比べると約5倍もかかってしまいます…。

しかし、背丈の低さや葉っぱの柔らかさなど、個人的にはグランドカバーで1番好きなのが、この“クラピア”です。

メリットデメリット
・草丈が低い
・見た目がいい
・葉っぱが柔らかい
・高価

オススメ度(5)

評価 :5/5。

個人的には1番好き。ただし冬の見た目がイマイチな面もある…。

とにかく芝生と一緒には絶対植えないでね!

自宅のダイカンドラ
自宅のダイカンドラ

ダイカンドラは日陰でも育つとされているので、家の裏(北側)に植えています。

まだ植えて数ヵ月なのでなんとも言えませんが、種は安価で発芽率も良く順調に育ってくれています。

ただ、踏みつけにはあまり強くないようなので、植える場所を選ばなければいけないのが残念です。

メリットデメリット
・安価
・日陰に強い
・踏みつけに弱い

オススメ度(4)

評価 :4/5。

クラピアに似て葉っぱが柔らかく、形がかわいいので個人的に好き。

次に紹介するのは、庭全体ではなく部分的に使うのに適したグランドカバーです。

自宅の玉龍
自宅の玉龍

100%ほったらかしですが、枯れることもなく、かなり丈夫な植物です。

繁殖力はそれほどでもなく、5年位育ててますが、2倍くらいにしかなっていない感じです。

オススメ度(3)

評価 :3/5。

管理はとってもラクです。どちらかというと和な感じに合うと思います。

自宅の芝桜
自宅の芝桜

写真は葉っぱだけですが、春になるとキレイな花を咲かせて、庭を彩ってくれます。

9センチポットを50cm間隔で植えましたが、3年目で繋がるくらいにまで成長しました。(3年間で6倍位になったかな?)

オススメ度(4)

評価 :4/5。

花がキレイで変化があって楽しい。成長速度もそれなりにあるのでグランドカバーにするには良いと思います。

自宅のモリムラマンネングサ
自宅のモリムラマンネングサ

かわいらしい見た目とは裏腹に、かなりしぶとい植物です。引きちぎってそこら辺の土の上においとくだけでも簡単に根付きます。

『あれ?こんなところにセダムがあったっけ?』ってことがたまにあります。

踏んだ時に靴の裏にくっついて違う場所に運ばれて繁殖したり、草むしりなどをしている時に飛び散った小さな破片が勝手に根付いたいたりするのでしょう。

オススメ度(3)

評価 :3/5。

柔らかいので、踏むとすぐちぎれてしまうため、グランドカバーとしては少し気を遣うかもしれません…。

自宅のブルーカーペット
自宅のブルーカーペット

背丈が高くならない、ほふく性のコニファーです。

成長も早く、放っておいてもドンドン広がっていくのでオススメです!

オススメ度(4.5)

評価 :4.5/5。

「芝生」や「クラピア」などのように、広がっていく先々で根をはるわけではなく、枝だけがドンドン伸びていくタイプなので、下に防草シートを敷くことも可能です。

なので雑草対策を考えるなら、防草シートを敷いてから、「ブルーカーペット」を植えると雑草が生えないのでGood です。

部分的なグランドカバーに関しては、一切手入れはせず、完全にほったらかしですが、虫の被害や枯れることもなくとても管理がラクで助かります。

ただし、「芝桜」と「ブルーカーペット」に関しては数年でかなり広がりを見せているので、いずれは剪定も必要になってくるでしょう。

どのグランドカバーも、ほったらかしでも枯れることはなく、とても扱いやすいグランドカバーです。

失敗したといえば「クラピア」と「芝生」を一緒の場所に植えてしまい、クラピアがドンドンなくなってしまった事くらいですかね。

詳しくはコチラから⇒クラピアと芝生は「共生」できません/『一緒には植えないで~!!』

【勝手にオススメ度ランキング】

【ランキング】【星の数】
1.クラピア5
2.ブルーカーペット4.5
3.ダイカンドラ4
3.芝桜4
5.芝生3.5
6.モリムラマンネングサ3
6.タマリュウ3

完全なる“独断と偏見”ですが、以上が僕が育てたグランドカバー7種類の紹介でした。

1番のオススメは「クラピア」で、草丈が低くキレイに刈り揃えられた状態のクラピアは最高です。

刈り揃えられたクラピア
刈り揃えられたクラピア

クラピアについての詳しい記事はコチラ⇒【2024年-最新版】クラピアの新品種徹底比較!K3・K5・K7の選び方

それぞれの植物には独自の特徴とメリットがあり、選び方次第で様々な景観を楽しむことができます。

用途は人によって違うと思いますが、少しでも理想の庭作りに役立てていただければ幸いです。

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