人工芝のDIY/ピンによる失敗の防ぎ方。

人工芝をDIYする際に、必ず必要になるものが人工芝を固定するためのピンですよね。

「たかがピン、されどピン」

この「ピン」のポイントをしっかり押さえておかないと、のちのち後悔することになりますよ。

この記事ではピンの取り付けで“失敗”した私の経験をもとに、失敗しないためのやり方を紹介します。

ピンの役割

ピンの役割は、なんといっても人工芝を地面に固定するための物です。

我が家は海の近くということもあり、とにかく風が強く、ピンをつけていなかったら一瞬で飛ばされてしまいます。

ピンをつけていても、私のようにちゃんとしたやり方でやらなかった場合は、結局は風で飛ばされてしまうことになります…。

そうならない為に、気をつけるポイントは以下の4つです。

・先端の形状
・間隔
・地面の転圧
・地面の材質

上記の“4つ”に気を付ければ、私のような大きな失敗は避けられるので、ぜひ実践してみてください。

それでは1つずつ詳しく説明していきますね。

先端の形状

まずはピンの先端の話から。

ピンの先端は「尖ったタイプ」と「丸いタイプ」の2パターンありますが、必ず「尖ったタイプ」のピンを選択してください。

理由は、「尖ったタイプ」じゃないと、なかなか刺さらないからです。人工芝の底面についている黒いシートですが、実は結構かたいです…。

しっかりしていると言えばそうなんですが、穴をあける場合は結構やっかいです。

先が尖っていれば簡単に刺さるのですが、先が丸いとなかなか刺さってくれません。

ハンマーで上からドンドン叩くので、貫通しないとピンが人工芝を押し沈める形になってしまい、地面がそこだけへこんでしまいます。

これではせっかく整地したハズの地面が、台無しですよね。

更に、数本ではなく数十本もピンを打ちつける事になるので、1本1本だとなんとかなる作業も、数十本あるとなかなか骨がおれる作業になります。

なので人工芝に使うピンは、先端が「尖っているピン」の1択です。

まぁ、「人工芝用」と書かれているピンを買えば問題ないんですけどね!

わたくしのようになにも考えず、先の尖っていないピンを買わないように気をつけてください。

ピンの間隔

ピンを打つ間隔は、20cm~30cmが良いとされています。

長くても50cmまでにしましょう。

私の場合、「めんどくさい+節約」の為、1mに一本くらいで打ち付けていたのが失敗の原因だったと思います。

やはり隙間が大きければ大きいほど、空気が入りやすくその分めくれたり、飛ばされる原因につながります。

ピンを打つ間隔は、「めんどくさがらず」「ケチらず」規定通りのやり方を推奨します。(当たり前なんですけどね…。)

地面の状態も重要

実はピンだけを気にしていても十分ではなく、ピンが刺さる地面も同じくらい重要になります。

せっかく人工芝用のピンを使い、20cm~30cmの間隔で打ちつけたとしても、地面の状態が悪いとしっかりした効力を発揮してくれません。

なので次は、ピンが刺さる地面の部分について説明していきます。

転圧

まず1つ目はしっかり転圧してあることです。

転圧が不十分だとピンがしっかり固定されません。

それと上記でも触れましたがピンを打ちつける際に、ハンマーの衝撃でそこだけ地面がへこんでしまう原因にもなります。

デコボコになると、見た目も悪くなるし、風が入り込みやすくなり、人工芝が飛ばされやすくなるので注意が必要です。

転圧機をレンタルしてやるのが1番いいんですが、少しハードルが高いですよね。

なのでタンパーなどを使い、死ぬ気で転圧作業を頑張ってください!

地面の材質

地面が粘土質でもピンが抜けやすくなってしまいます。

理由としては、普段は固いので問題ないのですが、雨が降ると粘土質の土はブヨブヨになってしまい、ピンが「スッ」っと簡単に抜けてしまうのです。

なので台風などの「雨+風」が強い日があると、簡単にピンごと人工芝がめくれたり、飛ばされたりします。

対策としては転圧する前に、「山砂」や「再生砂」など排水性に優れた砂を敷きつめるとよいでしょう!

まとめ

  1. 地面を砂質にする
  2. しっかり転圧する
  3. 先端が尖ったピンを使う
  4. 20cm間隔で打つ

上記“4つ”を守れば、私のような人工芝が飛ばされるといったリスクがかなり下げられます。

せっかくキレイに設置出来たのに、雨や風でぐちゃぐちゃになってしまうとかなりへこみますよ…。

長くキレイを保つためには、初めのDIYが大事なので今回紹介したことに気を付けてぜひトライしてみてくださいね!

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