「クラピアって、放置するとどうなるの?」
そんな疑問に、実際に1ヶ月放置した私の庭の様子を紹介します。
クラピアはグランドカバーとして人気がありますが、放置すると予想以上に雑草に侵略されたり、水切れで枯れてしまったりします。
この記事では、私の失敗談を交えてクラピアを放置するリスクをまとめました。
1ヶ月放置したクラピアの庭
7月前半に草刈りをしてから約1ヶ月、完全に放置した結果がこちらです。
この時期は雑草の勢いが特に強く、クラピアの庭にも次のような雑草が一気に広がりました。
- メヒシバ(最強の侵略者)
- ハマスゲ(地下茎で広がる厄介者)
- コニシキソウ(クラピアと見分けがつきにくい)
雑草別の特徴と駆除の難易度
メヒシバ

- 繁殖力が凄まじく、クラピアのスペースをどんどん侵略
- アレロパシー(他植物の生長を阻害する物質)を出すため非常に厄介
- ほうっておくと手のひらサイズ以上に成長し、クラピアの成長を妨げる
- 駆除:根ごと引き抜けば除去可能だが、放置すると手に負えなくなる
私の庭では、このメヒシバが一番の問題でした。

ハマスゲ

- 細長い葉っぱが特徴
- 地下茎が深く、途中で切れてしまうため手で抜くだけでは不十分
- 地中に残った塊茎から何度でも芽を出す
駆除には専用の除草剤を使うのが最も効果的です。
コニシキソウ

- 茎が赤く、葉に暗紫色の斑点がある
- 地面を這うように広がり、クラピアと見分けにくい
- 繁殖力は強いが、根が浅いので簡単に手で抜ける
今回の3種の中では、一番ラクに駆除できます。
水切れによる枯れ
雑草以外のリスクが「水切れ」です。
我が家では今年に入ってから一度も水やりをしていません。結果…
- 土壌が悪い場所 → クラピアが水切れで枯れる

- 土壌が良い場所 → 全く枯れず雑草も出ない

写真でも分かるように、同じ庭でも土壌環境によって全く違う結果になりました。
放置したクラピアの末路まとめ
放置したクラピアの状態を整理すると次の通りです。
- クラピアがスカスカだと雑草が侵入しやすく、特にメヒシバに占領されやすい
- 土壌が悪いと水切れを起こし、クラピアが枯れる
- 土壌が良くクラピアが密に育っている場所は、水やりゼロでも枯れず、雑草もほとんど生えない
最後に
クラピアを「完全放置」で育てるのはやはりリスクが大きいです。
- 定期的な草取り(特にメヒシバ対策)
- 土壌改良(水はけ・保水性のバランス)
- 必要に応じた水やり
このあたりを意識すれば、クラピアは本来の雑草抑制効果をしっかり発揮してくれます。
私の庭のように放置しすぎると「メヒシバだらけの荒地」になってしまうのでご注意を!
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