クラピアは4月になると冬枯れから少しずつ復活し、いよいよグランドカバーとして本領を発揮し始めます。
この記事では、クラピア栽培7年目の私が「4月にやるべき手入れ」「植え付けのベストタイミング」「刈り込みの始め方」をまとめました。
4月のクラピアの状態

- 冬の間に茶色くなった葉が、徐々に緑に変わり始めます
- 暖かい地域では新芽が出そろい、地面を覆いはじめる時期
- 寒冷地ではまだ茶色いままの部分もありますが、月末には緑が増えてきます

【 ポイント】
4月の平均気温が15℃前後になると、クラピアが一気に成長を始めます。
4月にやるべき手入れ
4月は「クラピアを育てる準備月間」。
ここでやることをしっかり押さえておくと、5〜6月の旺盛な成長がスムーズになります。
1. 雑草の除去
- 冬の間に生えた雑草を根っこから抜く
- クラピアが成長してからだと取りづらいので、今がチャンス
2. 追肥
- 有機肥料または化成肥料を軽くまく
- 1㎡あたり20〜30gが目安
- 春に肥料を与えておくと、5月以降の生育が良くなります
3. 水やり
- 雨が少ない地域では、週1回程度しっかり水やり
- 植え付けたばかりの場合は毎日水やりして根付きを促す
4. 刈り込みの準備
- 4月は刈り込み開始のタイミング
- 草丈が5センチ位になったら、芝刈り機や草刈り機で軽くカット
※刈り草をそのまま残す新しい方法を実験中!
→ 刈った草を残すことで土が豊かになり、防草効果もアップします(私の実験結果はこの後紹介します)
4月は植え付けのベストタイミング

クラピアは4月〜6月が植え付けに最適です。
- 土が温まり、活着が早い
- 成長期に入るので広がりが早い
- 夏前までにしっかり根付くので、雑草を抑えやすい
【 植え付けポイント】
- 植え付け後は毎日水やり
- 植え付け後の除草が重要
植え付けに関しては詳しくはこちら➡クラピアの植え方を徹底解説/初心者が知っておきたいポイントとは?
実際に試した「刈り草そのまま」実験
私は今年から、刈り込み時に出るクラピアのカスを集めず、そのまま地面に残す方法を試しています。
自然農の考え方を応用したやり方で、次のメリットが期待できます。
- 土が豊かになり、肥料の手間が減る
- 作業時間が短縮できる
- 地面が覆われ、防草効果が高まる
もちろん、病気になるリスクはゼロではありません。
でも、今のところクラピアは元気で、受け皿を外して刈る方が作業効率も良く大満足です。


来月以降もこの方法を続けて、経過を観察していきます。
詳しくはこちら➡クラピアの新しい刈り込み方法に挑戦|実験レポートと今後の予想
まとめ
- 4月はクラピアが本格的に成長し始める時期
- 植え付け・追肥・除草・刈り込みの準備をまとめて行う
- 草丈が伸びたら軽く刈り込んで、密度を高める
- 植え付けするなら今からがベストタイミング!
クラピアは手入れを少し工夫するだけで、ぐんぐん広がり雑草も抑えてくれます。
4月の準備が夏の景観を左右するので、ぜひしっかり取り組んでみてください。
▽クラピアを買うならこちらの記事もどうぞ
クラピアの販売店を徹底比較!オススメの販売店を紹介!
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