クラピア栽培で悩みの1つが「イシクラゲ」ではないでしょうか?
『キモい』『クサイ』『キタナイ』のまさに“3K”が揃った庭の厄介者ですが、今回はそんなイシクラゲに「コケそうじ」を使ってみました。

イシクラゲの発生原因
まずは簡単にイシクラゲの発生原因から。
・水はけが悪い ・土がアルカリ性 ・土の栄養が足りない
なので上記3つを解決すれば、イシクラゲ撲滅に近付ける訳なのです。しかし、これには根本的な土壌改良が必要になり、時間と労力がかかってしまいます。

そんなんやってられんわぁ…
ってことで、今回「コケそうじ」を使って、イシクラゲの駆除をしてみたいと思います。
「コケそうじ」を選んだ理由としては、“安価”な点と稀釈するなどといっためんどうな作業をしなくてよく、そのまま使える“お手軽”なところが気に入ったので選びました!

スプレーの先っちょが折れてるし、そのせいで中の液体が漏れて段ボールに染みてるし….。

こんなことってあるん…?
まぁ、たまたまかと思いますが非常に残念です…
実践
気を取り直して、実際に『コケそうじ』を使った様子を紹介していきますね。
まず使い方ですが、乾燥した状態のイシクラゲに使うのではなく、水を含んでブヨブヨになった状態のイシクラゲに「コケそうじ」を吹きつけます。
なので雨が降った後にやるのがいいでしょう。

アマゾンへの憎しみも一緒に込めて、
『くらえぇ~~!!!』
と勢いよくイシクラゲに吹きかけるとより効果的です。笑
効果
~1週間後~



もしかして、減ってる?
あんなにたくさんあったイシクラゲが、かなり減っているように思えます。“思ってた以上の効き目です。”
しかし、まだ油断は禁物!
イシクラゲが本領を発揮するのは雨が降った後です。
雨が降ると目立たなかったイシクラゲが膨張してブヨブヨのなった姿を現すのです。
なので雨が降るのを待ってから、もう一度確かめてみないと安心は出来ません…
~雨が降った後~

やはり雨が降っても前ほど気にならず、数が8割ほど少なくなってる感じです。
コケそうじをやる前は、「クラピアを育てているのか」「イシクラゲを育てているのか」どっちかわからないくらいでしたが、今は断然クラピア優位な状態になっています。
クラピアへの影響
「コケそうじ」はスプレータイプなので、イシクラゲに吹きかけた時、クラピアにも当然かかってしまいます。
そのせいで枯れたり、何か影響があるか不安でしたが、特にこれといった変化はなく、クラピアには全く影響はなさそうです。
失敗談
ちなみに去年の話なんですが、栄養のある場所ではイシクラゲは発生しないようなので、芝生の目土(肥料入り)を蒔いてみた事がありました。
結果は、今年も発生していたのでお分かりの通り、残念ながら目土を撒いただけでは消えることはありませんでした….
まとめ
『コケそうじ』はイシクラゲ駆除にたしかに効果がありました!
完全に消えたわけではないけど、これは「吹きかけ方」や、「吹きかける量」によっても差が出るのかと思います。
私は基本80点で良しとする性格なので、100点ではないけれど、この結果でも十分満足しています。(“パレードの法則”ってやつです)
なのでイシクラゲに困ったら、選択肢の1つとして「コケそうじ」は全然アリだと思います。

ただし、Amazonでは買わん方がエエでぇ…
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