落花生の収穫とタネ取り方法

落花生の「収穫の様子」と、「種取りの仕方」について紹介します。

私自身はまだまだ初心者ファーマーですが、去年自分で採ったタネから落花生を育てて、今年しっかり収穫まで出来たので、その実績を踏まえて詳しく解説していきたいと思います。

まずは、落花生の収穫から解説していきます。

落花生の収穫時期は「花が咲いてから75日~90日」と言われています(収穫時期に差があるのは、品種によって収穫時期が違う)

私のように、「そんなのいちいち覚えてられません!」と思った方でも、もう1つ収穫時期を見極める方法があるのでご安心を!

その方法は、「茎や葉っぱが黄色く枯れ始めたら」です。この状態になったら一度落花生を試し掘りをしてみて、サヤに網目が出ていたら収穫時です!

網目が薄い場合はもう少し待ってから収穫してください。

収穫したばかりの落花生は、「生落花生」と呼ばれ、すぐに塩茹ですれば私も大好きな『ゆで落花生』の出来上がりです。

ゆで落花生

生の落花生はあまり世の中に出回らないので、ゆで落花生が食べられるのは家庭菜園をしている人の特権とも言えます!

それと、収穫した落花生をそのまま乾燥させると、皆さんがご存じのカラカラの落花生になります。保存用として冷蔵庫で一年以上保存が可能です。

種として獲りたい場合は、後者の乾燥させた落花生の中から「いいタネ」を選別していきます。

それでは、落花生の種取りについて詳しく解説していきます。

収穫した落花生は、どれでもタネにすればいいというわけではなく、しっかり発芽してくれる「良いタネ」を選ばなければなりません。

では、どんなモノが「良いタネ」なのかというと、見分けるポイントは3つあります。

  • 大きいサイズのもの
  • ふっくらと丸みがあるもの
  • 色がキレイなもの

上記3つの条件が揃っていれば、“発芽率の良いタネ”と言えます。

イメージとしては、お店で売られている色も形もキレイな落花生を思い浮かべてもらうと分かりやすいかと思います。

イメージ写真

収穫した落花生の中から「種親」を選んだら、次は乾燥工程にうつります。

収穫した種は、カビなどが発生しないように十分に乾燥させる必要があります。

乾燥させている様子

落花生を風通しがいい日向に置いて、1週間ほど天日で干しておけば十分でしょう。

種を保存する際に、サヤから出した方がいいのか、サヤ付きのまま保存した方がいいのかについては意見が分かれています。

『サヤ付きのままの方が発芽率がいい』とか、『サヤを外さないとカビやすい』とか、『中身の種がいい種か確認した方がいい』など、様々な意見があります。

ただ、個人的にはどちらでもよくて、現に去年「サヤ付き」と「サヤ無し」の両方の保存方法を試してみましたが、どちらもしっかり発芽してくれました。

なのでそこまで気にすることはないと思われます。

※ただ、さや付きで保存していたものの中に、実際に種をまこうとしてさやから取り出した時に、ゾンビのようにシワシワになっているものもあったので、どちらかというとさやから出しておいた方がいいかもしれません。

保存場所に関しては、よく「冷蔵庫の中かがいい」と言われていますが、絶対に入れなきゃいけないわけでもないです。

私の場合、茶封筒にいれてリビングの片隅に置いておいただけでしたが、それでも問題なく発芽してくれました。

以上が落花生の「収穫」と「種取り方法」です。

初心者でも簡単に出来たので、興味があり方はぜひチャレンジしてみてください。

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