
クラピアは常緑植物ではないため、冬になると休眠して地上部が枯れたような姿になります。
この記事では、クラピアの冬(11月〜12月)の様子と、冬場に必要な手入れや注意点を詳しく紹介します。
クラピアの冬の様子
クラピアは平均気温が10℃以下になると紅葉が始まり、やがて休眠状態に入ります。
夏の緑のじゅうたんと比べると、冬の姿はかなり寂しく見えるかもしれません。
11月のクラピア
11月になると、クラピアは少しずつ紅葉が始まり、緑色の部分が減っていきます。

ただし、モミジやイチョウのような鮮やかな紅葉ではなく、黄色〜赤茶色に変わり、見た目は少し地味です。
※暖かい地域では、11月になっても緑を保ったまま冬を越す場合もあります。
12月のクラピア
12月になると、葉はほとんど茶色に変わり、地表を覆うランナーが目立ってきます。

見た目はあまり美しくありませんが、クラピアはグランドカバーとしての役割をしっかり果たしてくれます。
- 雨で泥はねするのを防ぐ
- 風による砂の飛散を防ぐ
- 雑草が生えにくい状態を維持する
冬も地面を保護してくれているおかげで、庭の管理はとても楽になります。
芝生との比較
クラピアと同じく芝生も冬には休眠して枯れますが、芝生は全体が均一に茶色くなるため、見た目がやや整って見えます。

「冬の見た目」だけで比べると、芝生の方が好みという人も多いでしょう。
クラピアの最大のデメリットは、この冬の見た目の悪さかもしれません。
冬のクラピアの手入れ方法
結論から言うと、冬はクラピアの手入れはほとんど不要です。
- 雑草の生長が弱まる
- 病気や害虫の心配が少ない
- 刈り込みなどの作業も必要なし
ただし注意点として、冬のクラピアの上で激しい運動をすると、地表面が擦り切れてしまう可能性があります。
擦り切れた部分は土がむき出しになり、春の復活が遅れることもあるため、冬の間はあまり踏み荒らさないようにしましょう。
春になると再び復活
冬の間は見た目が寂しくても、春になるとクラピアはしっかり芽吹き、再び美しい緑のじゅうたんが広がります。

冬は管理の手間を忘れて、春の復活を楽しみに待ちましょう。
まとめ
- クラピアは11月頃から紅葉し、12月には休眠状態になる
- 見た目は悪いが、グランドカバーとしての役割は果たしている
- 冬は手入れ不要。踏み荒らしだけ注意
- 春になれば自然に復活する
クラピアは手間がかからないグランドカバーですが、冬の見た目に納得できるかどうかが選ぶ際のポイントになります。
クラピアを植えようか迷っている方は、こちらの記事も参考にしてください。
👉 クラピアの種類はどれが最適?全品種の特徴と選び方を徹底解説
クラピア購入なら特典付きの【ミドリス】がおすすめです。
👉️クラピアの販売店を徹底比較!オススメの購入先はここ!
コメント