私は「5年前」に人工芝をDIYで施工した際に、いくつか“失敗”していたことがあります。
そんな失敗体験をもとに、DIYをする際に失敗しないよう“気をつけるポイント”を紹介していきます。
なので、これからDIYで人工芝をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
まず始めに
人工芝のDIYは、かなり大変な作業です…。たいへんなので途中でめんどくさくなったり、疲れて雑になったりしまいがちですが、そこはなんとか踏ん張って下さい。
初めの作業の良し悪しで、今後の“人工芝ライフ”が大きく変わるといっても過言ではありません。
しっかりやっておかないと、後々の“メンテナンス”に時間がかかってしまう為、私のようにきっと後悔することになるでしょう…
昔に戻ってやり直したいなぁ…
それでは、私が失敗してしまった事例をを紹介していきたいと思います。
人工芝のDIYにおける失敗【3選】
- 凸凹になる
- 風でめくれる
- 雑草が生える
上記「3つ」が、私が人工芝をDIYした後に経験した失敗になります。それでは1つずつ詳しく説明していきますね。
凸凹になる
まず1つ目が、最初はキレイだったはずの人工芝が、時間がたつにつれて凸凹になってしまったことです。
原因は、整地の段階で「しっかり転圧してなかった事」と「下地の土の状態が悪かった事」によるものだと思われます。
転圧不足
下地をしっかり転圧して固めておかないと、人工芝の上を何度も人が通ったり、ものを置いたりした時にへこんできてしまいます。
初めはとてもキレイなのですが、年々凸凹になってきます…。
対策は、とにかくしっかり転圧することです。
出来れば「転圧機」をレンタルして使うのがベストです!
ただ、素人には「転圧機」はなかなかハードルが高いので、そういった場合、「タンパー」や転圧出来る道具を使ってひたすら転圧してください。
そんな道具も持ってないって方は、全体重を足の裏に集中させて、足が棒になるまで地面を踏み固めて下さい。
または、値段はかかってしまいますが、割り切ってプロに施工してもらうのが1番安心だし、キレイな状態を長く保つことが出来るでしょう。
下地の土壌が悪い
もう1つ大事なことが、下地の「土壌」です。
我が家の土質は粘土質で、雨が降ると「べちゃべちゃ」になってしまいます。なので、雨が降ったときにその上を歩けば人工芝ごと沈み、乾いたときにはガタガタの状態になってしまうのです。
もし人工芝を施工する場所が粘土質の場合は、ホームセンターなどに売っている『山砂』を“3cm位”の厚みで敷き詰めると良いでしょう。
風でめくれる
続いての「2つ目」の失敗は、人工芝が風でめくれるということです。
『直せばエエやん』と思ったそこのあなた!
とんでもありません!
こんな感じになります↓↓
下の防草シートまで剥がれ、土が露出したことにより下地がぐちゃぐちゃに….
「防草シート」もぐちゃぐちゃに…
「人工芝」も、折れた部分は跡が残り、固定ピンで留めてた部分は破れてしまいました…。
こうなってしまったら、また「人工芝」と「防草シート」を剥がして、下地からやり直さなければなりません。
ボロボロになった人工芝と防草シートでは頑張っても初めのようなキレイな状態にはなりません(また1からの作業なので心も折れます…。)
それに、台風など雨が降ってる時に飛ばされて泥まみれになった人工芝は、重さが半端じゃないです!!一瞬にしてやる気をゼロにさせる破壊力を持っています。
なので人工芝が風で飛ばされるようなことは『ぜっったいに』避けなくてはなりません!
では、どうすれば風で飛ばされないでしょうか?
風でめくれるのを防ぐには?
風で飛ばされる事を避けるためには、まず“固定ピン”でしっかり固定することが大事です。私のようにケチらず多めにちゃんとつけましょう。
さらに、人工芝用のジョイントテープを使用すれば、めくれ防止はもちろん、継ぎ目をきれいに仕上げることができます。雨によって土が流れ出るのを防ぐなど様々なメリットがあります。
それと、初めの失敗例で挙げた凸凹にしない事も風でめくれる事を防ぐことに役立ちます。なぜなら凸凹になった人工芝のすき間から風が入り込むことにより、めくれやすくなってしまうからです。
『転圧が大事』と始めに言いましたが、風でめくれるのを防止するためでもあったのです。
人工芝にとって、“1番ダメージが大きい”のが、この風でめくれて飛ばされる事だと私は思っています。
- 『凸凹にしない』
- 『ピンでしっかり留める』
- 『テープで止める』
DIYで施工する場合は、上記「3つ」に注意して作業してください。
雑草が生える
最後は、人工芝のすき間から「雑草」が生えてしまうことです。せっかく美しくなった庭から雑草が生えてきたらげんなりしちゃいますよね…。
「雑草対策」も下地作りが肝になります。
まず下地作りの時に、「根」ごと雑草を取り除くことが重要です。雑草の根が残っているとまた生えてくる可能性があります。
それと、「防草シート」をすき間ができないように、丁寧に敷いてください。
それと、先ほどと同様に人工芝と人工芝の間は、専用の「ジョイントテープ」を貼るのも効果的です。
風が吹いてる日に防草シートを張る作業は避けて下さい。防草シートが風にあおられバサバサ大暴れします!
仮留めしても風で防草シートが浮き上がってしまい、何度も何度もやり直すハメに..
キィ~~!!
こうなったら“キレイ”にやることよりも、とにかく“早く終わらせる事”が目的になってしまうので、作業が雑になり、ちゃんとしたものが出来るはずがありません!
心を穏やかに、落ち着いて作業ができる「風が吹いていない日」を選んで作業を行ってください。
DIYをする際に気をつけるポイント
- しっかり整地する
- 土壌改良も行う
- 固定ピンを多めにつける
- ジョイントテープも使う
- 防草シートを隙間なく敷く
- 風が吹いていない日に
人工芝をDIYする時は、上記に気を付けて作業してみてください。
何度も言いますが、始めの作業の出来が、その後のメンテナンスの時間を大きく左右する事になります。
自信がない方や、私のように後悔したくない方はプロに任せるのが無難です。
DIY初心者も安心のサポート体制。人工芝【フィールドマジック】最後に
人工芝のDIYをする時に気を付けるポイントは、初めの“下地作り”が大事な事が分かりましたでしょうか?
我が家も“初めのうち”はとてもキレイでした。
台風のせいで人工芝が飛ばされてから「ぐちゃぐちゃ」になりだしました….。
なので、私のような後悔をしないためにも、この記事で書いてあった事に気を付けて人工芝のDIYに臨んでみてください。
DIYでやれば費用もかなり抑えられるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね~。
▽おすすめの人工芝はコチラからどうぞ
コメント