クラピアが枯れる原因と対策|7年栽培した私の失敗談と成功例

クラピアは「手間いらず」とよく言われますが、実際に育ててみると 環境によっては枯れるリスクがある植物 です。

放置してしまうと一気に枯れ広がり、復活が難しくなるケースもあります。

この記事では、一般的に知られているクラピアの枯れる原因と対策を整理したうえで、私が実際に7年間育ててきた中で経験した「本当にあった枯れトラブル」と「その対処法」を紹介します。

一般的なクラピアの枯れる原因と対策

クラピアが枯れる理由は、大きく分けると以下の4つです。


① 病気(白絹病)

クラピアの代表的な病気といえば「白絹病」。
高温多湿の時期に発生しやすく、白い菌糸が輪のように広がります。

対策

  • 病気部分をスコップでごっそり取り除き、ビニール袋で処分
  • モンカットフロアブルなどの薬剤を散布
  • 感染部分を踏まない(靴で菌が広がるため)

② 害虫被害

ナメクジやハダニ、コガネムシの幼虫が根や葉を食害します。
特にコガネムシの幼虫は土の中で根を食べるため、気づいたときには広範囲が枯れていることも。

対策

  • 被害を見つけたら掘り返して駆除
  • オルトランDXなどの薬剤で予防
  • 成虫を見かけたら捕獲して幼虫発生を減らす

③ 水不足

植え付け直後や真夏に水やりが不足すると、一気に枯れ込みます。

対策

  • 植え付け2週間は毎日たっぷり水やり
  • 真夏は週1〜2回が理想

④ 冬枯れ

クラピアは常緑ではないため、寒さで地上部が赤茶色や黒ずんだ色になります。

対策

  • 基本は対策不要(春になれば再び芽吹く)
  • 見た目が気になる場合は刈り込んでスッキリさせる

私のクラピアが枯れた原因と対処法(体験談)

ここからは、私が実際に経験した失敗と成功例を紹介します。

白絹病との戦い

7年間で白絹病に2回やられました。

白絹病にかかったクラピア
白絹病にかかったクラピア

1回目は病気部分を切り取り、薬剤(モンカットフロアブル)を散布 → 無事復活!

2回目はあえて「放置」してみた結果、なんと自然に広がりが止まりました。
(※リスクがあるので真似するなら自己責任で)

詳細記事はこちら →
【検証】白絹病にかかったクラピアをほったらかしにしてみたらどうなる?

コガネムシの幼虫被害が一番の大敵

正直、白絹病より怖かったのがコガネムシの幼虫でした。

コガネムシの幼虫
コガネムシの幼虫

庭の一部がスカスカになり、手で引っ張ると簡単に抜けてしまう状態に…。

対処法としては−−−

  • 幼虫を見つけたら手で捕獲
  • オルトランDXを散布
  • 成虫は網で捕まえる

を徹底することで、ようやく被害が落ち着きました。

幼虫とのバトル記録はこちら →
コガネムシ幼虫の駆除【クラピア栽培記録】

まとめ

クラピアは「手間いらず」と言われますが、
病気や害虫対策、水やりのタイミングを間違えると一気に枯れ広がります。

特にコガネムシの幼虫対策は重要。
私は7年育ててきて、薬剤(オルトランDX)が最も効果的だと実感しています。

少しの手入れで、毎年きれいな緑の絨毯を維持できますので、
「枯れた…」と諦めずに対策してみてくださいね。

クラピア選びに迷ったら➡【2025年最新】クラピア人気No.1はどれ?ミドリスのレビュー数で徹底比較

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