【放置実験】白絹病にかかったクラピア、その後どうなった?【パート2】

前回、白絹病にかかったクラピアを薬剤を一切使わずに放置してみたところ、なんと“自然回復”するという驚きの結果になりました。

▽前回の検証はこちら▽
👉 【検証】白絹病にかかったクラピアをほったらかしにしてみたらどうなる!?

そして今年もまた、我が家のクラピアに白絹病が再発…。
前回と同じように放置してみたら、果たしてどうなるのか?

「たまたま治っただけ」なのか、それとも本当に放置で回復するのか?

2度目の実験スタートです。

白絹病の発生 | またしてもドーナツ状に…?

【9月17日】
クラピアの一部が、ドーナツ状に茶色く枯れ込んでいるのを発見。

ドーナツ状に枯れたクラピア
ドーナツ状に枯れたクラピア

近づいてみると、土の表面に白い糸状の菌糸が…。
どうやら今年も「白絹病(しらきぬびょう)」のようです。

「なぜドーナツ状になるのか?」は今でも不明ですが、中心部だけ元気な状態というのが不思議。
基本“放任栽培”なので、気づいたときにはすでにこの状態でした。

本来であればここで、「モンカットフロアブル」などの薬剤で早めに処理すべきところですが、今回もあえて薬剤ナシで放置して経過を見ます。

【参考】効果が高い定番薬剤はこちら

放置10日目 / 勢いよく広がる白絹病

【9月27日】

白絹病が拡がるクラピア

やっぱり広がってる…。

発見から10日ほどで、白絹病の範囲がかなり拡大
外側に向かって勢いよく感染している一方で、中心のクラピアはなぜか元気。
見た目もやや不気味なドーナツ模様に。

「これはもう全滅するかも…」と一瞬あきらめモードに。

放置20日目 / 広がりがストップ

【10月6日】

白絹病放置20日目のクラピア
放置20日目

あれ?あまり広がってない?

10日前まではどんどん枯れが進んでいたのに、ここにきて白絹病の勢いが止まりました。

気温も少し下がってきた頃なので、菌の活動が弱まった可能性があります。

放置30日目 / 回復の兆しが!

【10月16日】

白絹病放置30日目のクラピア
放置30日目

明らかに枯れた部分の一部が緑に戻りはじめています。

白絹病の拡大も完全に止まり、周囲のクラピアが再び繁茂し出しました。
写真でも、左側が新しい緑で覆われつつあるのがわかるほど。

ただし季節的に成長スピードは落ちているため、完全回復まではもう少しかかりそうです。

放置40日目 / 冬の訪れとともに実験終了

【10月26日】

白絹病放置40日目のクラピア
放置40日目

気温が下がり、クラピアの成長がほぼ停止
白絹病の菌糸も乾燥して消えたように見えます。
拡大は完全に止まりましたが、クラピアも紅葉し始めたため、今年の実験はここまで。

「もう少し気温が高ければ、完全回復したかも…」というのが正直な感想です。

まとめ | 放置でも回復したけど、過信は禁物

今回の結果をまとめると以下の通りです。

経過日数状況
発見〜10日白絹病が急速に拡大
20日目以降拡大が止まり、安定
30日目〜回復の兆しあり
40日目成長停止・菌は乾燥

つまり、クラピアは環境次第で自然回復することがあるという結果になりました。
ただし、これはあくまで我が家の環境(風通し・水はけ・気温)での一例です。

  • 放置で回復することもある
  • でも、確実に治る保証はない

白絹病は条件が悪いと一気に広がるため、安心せず、早めの薬剤処理や刈り取りをおすすめします。

ちなみに今回も、子どもたちは白絹病の上をガンガン歩いていましたが、他の場所には全く広がりませんでした。
これもまた不思議…。

また何か変化があれば、パート3として報告します。
それでは、また!

クラピアについて詳しくは⇒クラピアの種類はどれが最適?全品種の特徴と選び方を徹底解説

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