庭や外構において、手入れ不要のグランドカバーは多忙な日々を送る方やガーデニングに自信のない方にとって、心強い味方となります。
ぜひ、次に紹介するオススメ品種で、お手入れの手間を軽減しながら、庭を彩ってみてください。
手入れ不要のグランドカバー
手入れ不要のグランドカバーとは、その名の通り、育てやすく、手間をかけずに美しい景観を維持することができる事が必要です。
一度植えれば、そのまま放置しても緑の絨毯のように広がり、見た目には満たされる事でしょう。
オススメ品種3選
手入れ不要のグランドカバーとして人気の高い品種には、3種類あります。
- 「クラピア」
- 「シロツメクサ」
- 「ダイカンドラ」
「クラピア」は、一度根付くと素早く広がり、雑草を抑える効果があることから、草取りの手間を省くことができます。
クラピアに似たイワダレソウという植物が売られいますが、別物なので注意してください⇒「クラピア」と「ヒメイワダレソウ」の違いを詳しく解説/どっちがオススメ?
次に「シロツメクサ」は、白い可愛らしい花がアクセントになり、踏まれることに強いので遊び場にも最適です。
「ダイカンドラ」は、丸く可愛らしい葉っぱが特徴で、日陰でも育つため条件の厳しい場所でも活躍します。
ダイカンドラについての詳しい記事はコチラ⇒ダイカンドラの「メリット」と「デメリット」/芝生とクラピアの比較もあり
本当に手入れ不要なのか?
これらのグランドカバーは、「手入れ不要」とよく言われますが、これが完全に正しいかどうかは、価値観次第と言えます。
どこまでを求めるかは人によって異なるからです。
例えば、クラピアは雑草よりも広がりやすく、一度根付けば草取りの回数を減らすことが可能です。しかしながら、全く手入れが不要というわけではありません。
適度な水やり、草むしり、季節ごとの肥料、そして適切に刈り込むことで、より美しい緑を保つことができます。
手入れ不要という言葉に惑わされず、最低限のメンテナンスを施しつつ、柔軟に対応していくことで、キレイな緑の絨毯をキープする事が出来ます。
実際にクラピアを7年間育てた感想
私がクラピアを育て始めてから7年が経ちましたが、その間に多くの発見がありました。
クラピアは手入れが楽な植物ではありますが、全くの放置ではベストな状態を保つことは難しかったです。
最初の数年はあまり手をかけなくてもキレイにに育ちましたが、年数を重ねるごとに徐々に手入れが必要になってくることがわかりました。草丈が伸びすぎると見た目が乱れたり、放置していると雑草が生えやすくなり、肥料を与えないと育ちが悪くなることがあります。
とはいえ、大掛かりな手入れは必要なく、初心者でも非常に扱いやすい植物であると感じています。柔らかな葉の感触と美しい緑色がその労力を十分に補ってくれるので、手軽さと美しさを両立させたい方には最適な選択肢です。
クラピアについて詳しく解説した記事はコチラ⇒【2024年-最新版】クラピアの新品種徹底比較!K3・K5・K7の選び方
まとめ
今回紹介したグランドカバーは手入れ不要とされていますが、実際には最低限の手入れを行うことで、長期間にわたり美しい庭を維持することができます。
忙しい現代の生活においては、このような植物を上手に取り入れることで上手にライフバランス保ちながら庭を持つ喜びを増やしてくれることでしょう。手入れの手間がなるべく少ないグランドカバーは、忙しい現代人にとって理想的な選択肢と言えます。
ただ、過信せず適切なメンテナンスを心がけることも大切です!
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