グランドカバーと一言で言っても“景観重視のもの”や、“踏みつけに強いもの”など、用途によって選ぶ種類がたくさんあって困ってしまいますよね?
そこで今回は、グランドカバーの上でも『座ったり、遊んだりできる踏みつけに強いグランドカバー』に絞って紹介していきます。
自宅の庭で、子供やペットと一緒に遊びたいと夢見る方はぜひ参考にどうぞー。
踏んでも大丈夫なグランドカバー【3選】
それではさっそくですが、踏んでも大丈夫なグランドカバー【3選】は下記です。
・芝生
・クラピア
・ディカンドラ
芝生
まず真っ先に思いつくのが、グランドカバーの王道でもある“芝生”ではないでしょうか?
しっかりと根付いてしまえば、かなり激しめの運動をしたとしてもへっちゃらです。
ただデメリットとしては、キレイな芝生の庭をキープしたいなら、それなりの「お手入れ」が必要になってくる事は覚悟しておきましょう。
個人的に嫌いなところは、寝転んだりするとチクチクするし、抜けた芝が洋服にたくさん付くところがうっとうしいんですよねぇ…
クラピア
クラピアは比較的新しい品種の植物で、“ヒメイワダレソウ”を、より庭のグランドカバー向けに品種改良された植物です!
クラピアは踏めば踏むほど「葉っぱが小さく」「草丈も短く」「密になる」ので、たくさん踏んだ方がむしろ良しです。
こちらもしっかり根が張りさえすれば、激しい運動をしても問題ない事に加えて、寝転んでも葉っぱが柔らかいので痛くないし、洋服にも付きにくいのでサイコーです。
デメリットは他と比べて、「高価」なところが挙げられます。9センチポット1つで「530円」もするので、1平方メートルであたりで計算すると、芝生の倍くらいかかかってしまいます…。
ダイカンドラ
「ダイカンドラ」は他の2つに比べると、踏みつけには弱いです。
ただ、クラピアと特徴が似ていて、踏みつけてあげた方が葉が小さく密に育ちます。激しい運動には耐えられませんが、歩ったりする分には問題ないのでとりあえずオススメに入れておきました。
デメリットは「耐寒性」がないので、関東より北では枯れてしまう可能性があります…
メリットは、“日陰や湿った場所でも育ちやすい”ので、それを踏まえた上で植える場所を工夫すれば、より使い道が広がっておもしろいかもしれないですね。
価格を抑えたい方向け【おまけ】
個人的にはあまりオススメしませんが、踏みつけに強いということで下記の2点も紹介しておきます。
・ヒメイワダレソウ ・シロツメクサ
ヒメイワダレソウ
ヒメイワダレソウは、上記でも少しふれましたが、クラピアの改良前の植物になります。
なので当然、「密度」「草丈」「耐病性」などなど…クラピアと比べると全てにおいて低レベルの質になってしまいます。
ただし、「ヒメイワダレソウ」は“低価格”で、さらにホームセンターなどでも取り扱いがあるので、気軽に始められる事が大きなメリットになります。(ちなみにクラピアはネット販売のみです)
シロツメクサ(クローバー)
シロツメクサというと、「雑草」をイメージしてしまう方も多いかと思いますが、ほふく性や密に育つ事を考えると、グランドカバーとしても十分使えるのです。
いつでも庭で“四つ葉のクローバー”が探せるなんて、それはそれで楽しそうですよね!
「ヒメイワダレソウ」も「シロツメクサ」も、どちらも草丈が高いので、頻繁に草刈りをしていれば、キレイな庭を保つ事が可能です。
まとめ
以上が踏みつけに強いおすすめグランドカバー【3選+おまけ2選】でした。
今回は「芝桜」や「アジュカ」といった“景観重視”のグランドカバーではなく、例えばグランドカバーの上で“ピクニックが出来る”みたいな踏む事に全く抵抗がないモノをピックアップしてみました。
1番のオススメは私の自宅の庭にも植えてある「クラピア」なのですが、人それぞれ生活スタイルは違うので、自分自身にあったグランドカバーが見つかるといいですね。
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