もう無理や…。
私がクラピア栽培を始めたのは今から「8年前」のことでした。クラピアはその美しさと手間いらずの性質で、ぐうたら人間の私の日常にピッタリ合っていました。
しかし、もうクラピア栽培を辞めようと思います…。
クラピアを辞める理由
クラピアにはグランドカバーとしてメリットがたくさんありました。低い草丈、見た目の良さ、そしてほぼ水やり不要という利便性など、様々な恩恵を受けることが出来ました。
では、なぜそんな有能なクラピアを辞めようと思ったかというと、全ての原因は「芝生」のせいです。
芝生をクラピアと同じ場所に植えてしまった事がきっかけで、年々芝生が勢力を伸ばしながらクラピアを飲み込んでしまったのです。
クラピアを元気にすれば巻き返してくれると信じ、頑張ってお世話をしていた時期もありましたが、結果は変わらずでした…。
もう諦めます…。これからは憎き芝生と一緒に暮らしていきます。
クラピアが飲み込まれる過程
次の写真は、まだ芝生に飲み込まれていない時の庭の写真です。(矢印の部分が芝生です)
クラピアの成長を抑えるために通路の部分に芝生を植えたのですが、その計画は完全に裏目に出てしまいました。
4年後の様子
クラピアと芝生の混植が始まって4年経った様子です(赤枠の中がクラピアで、それ以外は芝生です)
徐々に芝生が勢力を伸ばし始めてきました。この頃から少し焦りだします…
6年後の様子
同じく赤く囲った部分がクラピアです。
庭の大半が芝生に代わり、かなりクラピアの範囲が狭まってきました。4年目、6年目と進むにつれ、庭の風景は次第に芝生色が増していきました。
8年経った現在の様子
赤く囲ったクラピアの部分は、もう「1㎡」にも満たなくなってきました…。
もう無理や…。
残念ながら芝生の侵攻を止めることは出来ず、抗うのはやめてクラピア栽培を諦めることにしました。
8年間育てた思い出
新築を建て、グランドカバーを何にしようか悩んでいた所、ぐうたら人間の私はなるべく手間がかからないグランドカバーを探していてクラピアと出会いました。
値段は少しお高めだったけど、買って後悔はないです。
ただ、決して手入れ不要ではなく、最低限のお手入れをした方がキレイに育つのは確かです。
ほったらかしにしていてもそれなりには育ってくれるし、世話をしてあげればキレイな庭を手に入れられるので、その時のやる気によってお手入れをサボっても枯れない丈夫さに助けられたことが何度もありました。
『今までありがとうクラピア!!』
最後に
クラピアを辞めると言いましたが、私自身が辞めたくて辞めるわけではなく、仕方なく辞めざるをえなかったと言うのが正解です。
侵略してきた芝生を全て剥がしてやり直す気力はぐうたら人間の私にはなかったので、もう諦めるしか道がありませんでした…。
この8年間、忙しさにかまけつつも、クラピアのおかげで庭を存分に楽しむ機会を持てたのは確かです。
決してクラピア自体が悪いわけではなく、クラピアはとても有能で、美しさと利便性を兼ね備えたオススメ出来るグランドカバーであることは間違いないです。
今回紹介した南側のメインの庭は、クラピアを諦めて芝生になりましたが、完全にクラピアを辞めたわけではありません。
少しだけですが、自宅裏の北側にもクラピアは植えてあるので、こちらは大事に育てていきたいと思います。
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