【実体験】クラピアを辞めた私が正直に伝えるデメリット5選

こんにちは、私はクラピアを8年間育ててきました。

芝生より管理がラクで、花も咲いて景観がよいと人気のクラピア。私も「理想の庭づくり」に憧れて植えました。

しかし、8年育てた今、クラピア栽培を辞めることを決断しました。
そこで今回は、クラピアを辞めた今だからこそ分かる「デメリット5つ」 を正直にお伝えします。

クラピアのデメリット5選

  1. 苗の値段が高い
  2. 思ったより雑草が生える
  3. ローメンテナンスではない
  4. 虫や病気の被害がある
  5. 冬の見た目が悪い

1. 苗の値段が高い

クラピアは1苗あたり「550円」。
1㎡あたりに必要な苗は約4つなので「2,200円」かかります。

芝生なら1㎡あたり「500円前後」で購入できるため、比較するとクラピアはかなり割高です。

【関連記事】: クラピアの販売店を徹底比較!オススメの購入先はここ!


2. 意外と雑草が生える

クラピアを植えた一番の理由は「雑草対策」でした。

しかし実際は、雑草ゼロにはなりません。

雑草が生えたクラピアの庭
雑草が生えたクラピアの庭


クラピアが密に生い茂っていれば雑草は減りますが、成長が遅れて隙間ができると、あっという間に雑草に占拠されます。

雑草が生えたクラピアの庭
雑草が生えたクラピアの庭②

【関連記事】:クラピアは雑草に負けてしまうのか?雑草だらけになってしまう条件を紹介


3. 意外に手間がかかる

クラピア=「ローメンテナンス」という言葉を信じて放置した結果、草むしりに追われることになりました。

特に春~夏は雑草との戦いが地獄…。
「芝生よりラク」なのは確かですが、全く手入れ不要というわけではない ことを痛感しました。

【関連記事】:【完全ガイド】クラピアの育て方とメンテナンス方法


4. 虫や病気の被害

私の庭では、コガネムシの幼虫による被害が深刻でした。
根を食べられてクラピアが枯れてしまい、掘り返すと大量の幼虫が…。

コガネムシの幼虫
コガネムシの幼虫

さらに「白絹病」にかかったこともあり、対策を怠ると被害が一気に広がります。
虫・病気対策をきちんとすることは必須 だと学びました。

【関連記事】:コガネムシ幼虫の駆除【クラピア栽培記録】


5. 冬の見た目が悪い

冬になるとクラピアは茶色く枯れ込み、緑の絨毯は消えてしまいます。

紅葉したクラピアの葉
紅葉したクラピアの葉っぱ

さらに枯れた葉が落ちると、ランナー(つる状の茎)がむき出しになり、見た目はかなり寂しくなります。

露出したクラピアのランナー
露出したクラピアのランナー

【関連記事】:【クラピアは冬に枯れる?】ランナーの見た目と注意点を徹底解説

まとめ|クラピアは「手間ゼロ」ではない

今回ご紹介したデメリットは以下の通りです。

  • 苗が高い
  • 雑草は完全には防げない
  • 草むしりなど手間はかかる
  • 虫や病気のリスクあり
  • 冬は枯れて見た目が悪い

ただし、これらの多くは「私が放置してしまったこと」が原因でもあります。
クラピア自体はとても優秀なグランドカバーで、適度な管理をすれば美しい庭を維持できる ことも実感しました。

昔のクラピアの庭
昔のクラピアの庭

実際、私がクラピアを辞めた理由は「芝生に飲み込まれてしまったから」であり、クラピアそのものに失望したわけではありません。

詳しくはコチラ⇒クラピアは他の植物(芝生)との共存は可能なのか?写真付きで解説します

もしまた1から庭づくりをやり直せるなら、今度は本気でクラピアに向き合っていきたいと思います。

👉️関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました