クラピアは、コツさえ押さえればとても簡単に増やすことができます。
しかも、一度やり方を覚えれば「無限に」…いや、無限は大げさですが(笑)、庭中に広げるのも夢ではありません。
ここでは、私が実際にやってみたクラピアの増やし方の手順と、成功のポイントを紹介します。
苗の準備
まずは苗を確保します。やり方はシンプルです。
1 . 元気に育っているクラピアの場所を選ぶ
2 .シャベルで「ザクッ」と切り込みを入れて、クラピアをブロック状にくり抜く

3 .くり抜く大きさは好みでOK(私は9cmポット程度の大きさにしました)
4 .くり抜いた跡は土を戻しておけば、周囲のクラピアがすぐに覆ってくれるので問題なし
クラピアは根がしっかりしているので、土が崩れることもなく簡単に掘り出せます。

植え付け
用意した苗を、通常のクラピアの植え方と同じ手順で植え付けます。
1 .苗が入るくらいの穴を掘る

2 .クラピアを入れて、地面と同じ高さに調整する

3 .土を戻して「ギュッ」と押さえ、苗と土を密着させる
4 .たっぷり水を与える

私は今回、家の北側という「日当たりが悪く、土が硬い」という条件の悪い場所に植えました。
それでもきちんと根付いたので、クラピアの強さを実感しました。
植え付けの適期
- ベストシーズンは 6月~7月
→梅雨の雨を利用できるので、水やりの手間も減ります。 - 私は実験的に「8月12日(真夏)」に植えてみましたが、しっかり根付いてくれました。
クラピアは生命力が強いので、多少時期がずれても大丈夫です。
別バージョンの増やし方
クラピアはランナーがどんどん伸びるため、コンクリートの上にまで広がることがあります。

コンクリートの上では根を張れませんが、土に触れている部分には根が生えていることも。

その根付き部分を切り取り、土に植えれば新しい株として増やすことができます。
この場合は根がまだ少ないため、特に乾燥に注意して水切れさせないことが大切です。
移植から1週間後の様子
実際に移植してから1週間後、すべての苗が枯れずに元気に育っていました。
さらに、コンクリートの上を伸びていたランナーからも新しい根が出て、しっかり活着!

この経験からも分かるように、クラピアは環境が悪くても根付いてくれる強い植物です。
増やし方のポイント
クラピアを増やすときに大事なのは、ただ一つ。
- 水を切らさないこと!
根が土に触れてさえいれば、水をしっかり与えることで失敗はほとんどありません。
まとめ
- クラピアはシャベルでくり抜いた苗を植えるだけで簡単に増える
- 植え付け適期は6月~7月(真夏でも案外いける)
- ランナーに付いた根を利用して増やすことも可能
- 最大のコツは「水切れ厳禁」
クラピアは高価なのがネックですが、この方法を使えば少ない苗からどんどん増やして庭一面に広げることができます。
ただし注意点として、クラピアは「種苗法で保護された登録品種」です。
自分の庭で楽しむ分には自由ですが、人に譲渡したり販売するのは違法なのでやめましょう。
それでは、楽しいクラピアライフを!
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