クラピアと芝生は一緒に植えないで!共生はできません

「クラピアと芝生を同じ庭に植えても大丈夫?」

実際に試してみた結果、『答えはNO!』 です。

理由はシンプル。芝生がクラピアを飲み込んでしまうから

クラピアの方が成長スピードは速いはずなのに、時間が経つと逆に芝生に押されてしまいます。

この記事では、私の庭で「クラピア+芝生」を一緒に植えた実例を写真とともに紹介します。

クラピアと芝生を一緒に植えたきっかけ

自宅の庭にはアプローチがあり、クラピアが横に広がりすぎると通路を覆ってしまうのでは…と考えました。
そこで「クラピアの侵入防止」として、アプローチの周りに芝生を植えることに。

アプローチ周りに植えた芝生
矢印の部分が芝生です

しかし、この考えが大きな間違い。結果的に後悔することになりました。

実際の経過

植えてから5年後

クラピアは「芝生の10倍のスピードで成長する」と言われるほど。
当初はクラピアの方が強いと思い込んでいました。

ところが、実際には芝生に押されてしまい、庭の半分以上が芝生に置き換わってしまった のです。

5年経った様子

※枠で囲った部分が全て芝生になっています。

成長スピードではクラピアが勝っていても、繁殖力では芝生が上。時間の経過とともに芝生の方が優勢になりました。


植えてから8年後

さらに8年経つと、残っているクラピアはごく一部。

8年後のクラピア
8年後のクラピア

庭の大部分は芝生に覆われ、ほとんど「芝生の庭」になってしまいました…。

まとめ / クラピアと芝生の共生は不可能

実際の写真を見てわかる通り、芝生の繁殖力はクラピアより強力 です。

クラピアは決して安い植物ではありません。せっかくのクラピアを無駄にしないためにも、芝生との混植は絶対に避けるべき です。

ただし補足すると、私はクラピアを「ほぼ放任(肥料・エアレーションなし)」で育てていました。
もし手入れをしっかり行っていれば、結果が少し違った可能性はあります。

それでも、私の経験から言えるのは――
芝生とクラピアを同じ場所に植えるのはリスクが高い ということです。


▽クラピアについてもっと知りたい方はこちらの記事も参考にどうぞ
【2025年最新版】クラピアの新品種を徹底比較!K3・K5・K7の選び方


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